【マコなり社長】相手がされて「嫌なこと」がわかる人格分析メゾッド
人格分析メゾッドを使って自分と相手がどんなコミュニケーションのスタイルなのかを理解すればその人に合ったコミュニケーションが出来るようになる。どんなメゾッドかと言うとソーシャルスタイルといって4つのタイプに分類する方法です。デビット・メリルが考え出した世界中の大企業で活用されている有名なメゾッドです。
ソーシャルスタイルでは、自己主張が強いか、感情が出やすいかの二軸で4タイプに分けていく。相手がどのタイプなのかを理解すれば相手に合わせた適切なコミュニケーションが取れる。それぞれの分類を見ていきましょう。
<ドライビングタイプ>
合理主義者・リーダー気質
性格の特徴として勝負好き、指示が嫌い、自分のことは自分で決める、口癖「結論から言うと?」
とにかく自分の頭で理解したい。コミュニケーションを取る上では最も面倒くさい人たち。簡単に心が動かないので、手強い相手だと思って下さい。
ドライピングタイプな人がされて嫌なこと・苦手なことは一方的に話す、結論から言わない、優柔不断、細かい確認、過剰に褒める、これらの行動をされると非常に不機嫌になる。きちんと相手の話を聞くようにしましょう。はっきりと意見を言ってきますけど、怒ってるわけじゃないです。
ドライビングタイプは、自分が納得すれば誰よりも主体的に動いてくれるのでそこまで導くのがポイントです。
<エクスプレッシブタイプ>
盛り上げ役・おしゃべり
性格の特徴として楽観的、おしゃべりが好き、衝動的にすぐやってみる
ムードメーカーなので注意されてもへこみません。明石家さんまさんみたいなタイプです。
エクスプレッシブタイプがされて嫌なこと・苦手なことは行動を押さえつける、一貫性を求めること、データを見せ続けることがあります。衝動的に行動するので、考えるよりも先に体が動いてしまう人だと理解しましょう。ドライビングタイプの人がエクスプレッシブタイプの人をみると、深く考えずに行動しているように見えるのでイライラすることがある。
明るくて行動し続けるキャラクターなんだと割り切ってしまいましょう。
<エミアブルタイプ>
共感上手・聞き上手 平和主義タイプ
一番波風立てない良い人です。敵を作りません。
性格の特徴として穏やか、周りに常に合わせる、人からよくお願いされる、すぐに謝る
自己主張がなくて、共感力が高く、すごい良い人なのでコミュニケーションで困らない。
エミアブルタイプがされて嫌なこと・苦手なこと強いて言うなら自分の意見を求められること、素早い判断を迫ること、一部の人とだけ仲良くすること。誰に対しても、共感力が高いので自分の意見をはっきり伝えるのがすごい苦手。「お前はどうしたいんだ!」と詰めてしまうと考え込んでしまう。自分の意見がないわけじゃない。
答えを出せるように、じっくり一緒に考えてあげましょう。
<アナリティカルタイプ>
コツコツと進む真面目タイプ
性格の特徴としてじっくり考えるマイペース、時間がかかる、職人気質、一人作業が好き
アナリティカルタイプがされて嫌なことは、短い納期でどんどん依頼すること、前例やデータがなく納得を求めること、一人で考える時間を与えないこと。
集中して何か作業しているときはそっとしておいてあげましょう。納得するのにすごい時間がかかる。
自分の感情に関係なく、その場面場面で応じて、自分の態度を変えていくことが出来る。自分や相手がどのタイプに当てはまるかは自己主張が強いか否か、感情が表に出るか出ないかで判断が出来る。
相手のことをよく知らないときは質問をすれば大丈夫。「感情が表に出るタイプですか?」「自分の考え・周りの考え、どっちを優先するタイプ?」と質問してみましょう。この質問で嫌な顔をする人はいないはずです。ほとんどの人は、誰に対しても同じコミュニケーションの自分のスタイルを優先して話してるだけです。
ソーシャルスタイルのメゾットで相手に合わせたコミュニケーションが出来るようになります。相手のスタイルを見極めて良い人間関係を作っていきましょう。