【DaiGo】途中で投げ出さないヤル気を作る【これまで思考&これから思考】
シカゴ大学の研究で面白いことがわかりまして、僕らってモチベーションがあるときとないときとで、意識すべき目標の考え方目標に対する趣向の仕方、これを変えた方が良いよっていう研究、これを紹介したいと思います。
皆さんは「ご自分の目標を明確な目標を持ちましょう」とか、「自分の頭の中で明確に反映したいことを自分の目標を思い出して」とか、ああいうので自分の目標とか考え方を明確にしたほうが人間って成功するよみたいな理屈があると思うんですけど、どうでしょうか?成功したという経験ありますか?
あるいは、これ自分の目標を決めて貼っておいたら、それが逆にプレッシャーになっちゃって今日調子悪いからあんまり出来ないのにとか、あのモチベーションが湧かないのに大きな目標を立ててしまって、逆に自分が出した目標のせいで自分ダメなんだという自己嫌悪感が出来ない感が出てきてしまって、かえって自身が無くなっちゃって、「もうやめた明日からにしようみたい」にして、放り投げちゃうとかあるじゃないですか。
そうなんですよ!なぜか機械と同じように目標立てるんです!
同じように僕らのモチベーションが毎日あって、毎日同じ量を続けると思い込んでるんです。はっきり言って、イチロー選手みたいに、皆さんが習慣の鬼だったり、自分で決めたことを明確にでるような人間だったら出来るかもしれないですよ。凄い目標だって出来るかもしれないですが、普通の人はほとんど無理なんですよね。
ほとんどの人が実際はモチベーションのできる波が必ずありまして、それによってやる気が高いか、低いときに、進めるものが変わるんです。
なのに僕らは、それを自分が一番できるときのことを考える、あるいは一番できるときのことの大体人間て倍ぐらいのモチベーションを考えるんです。計画を立てるときって人間って不思議で、計画の万能感という言葉があるように、何でも出来る気がしてくるんですよ。本当に1日何十冊って読めるんだと思えば。でも実際はそんなことは人間はなくてモチベーションが簡単に上がらないし、むしろ下がるんですね。
人間的のモチベーション基本的にアップダウンがあります。
うまく行く時もあれば、駄目な時もありますけど、何が問題かというと、目標のアップダウンがある中で、高いところに設定するとどうなるかというと、モチベーションが高いときじゃないと達成できないんですよ。目標よりもモチベーション下がっているときって、絶望を味わうんですよ。絶望を味わうと、自分が頑張ろう何が出来るんだろうという考えがなくなっちゃって、アップダウンがあるんだったら、一番ダウンしまくったところに基準を置いて、そこから続けていきましょうと。続けていて、自分のモチベーションが保てるようになってきて、上下が少なくなるんですよ。少なくなってきたところで、ベースラインを上げていきましょうという目標でなはく、予測を立てましょう。
でもモチベーションが下がっているときは、なるべく下がったモチベーションを少しでも上げられたら、前に進めるようになると。
逆に上がっているときだったら、自分を前に進めるわけだから、それを加速したいと思いますよね。
これをやるためには、目標の見方を二通りに作る必要があります。
「こういうことしたいな」「こういう風にモチベーションっ持ってやりたいな」という目標を一個に定めてしまうと、一個は上に合わせたら調子悪いときに絶望を味わいますし、下に合わせる方が遙かに良いです。続けることが出来るんで。
下に合わせると、調子良いときに時間の無駄になっちゃうわけですよ。
じゃあどうすればこの両方、上がっているとき、下がっているときに着実に進む。この二つをとることをできるのか。
二つの趣向法を使うと、自分の目標を二つの考え方で捉えられるようにしておく。これが出来ると、今日すごいモチベーションが高いとき用の、趣向法を出来ると。
逆に下がってるときってのは、モチベーションが下がってるとき用の思考をやれば良いということが出来る。
シカゴ大学の研究で、魔法の様な自分の調子が悪いときには着実に最低限のこと進められるように、モチベーションが上がってきたら、より飛躍できるような思考法をご紹介します。
〈to day thinking〉という考え方と、〈to go thinking〉この二つがあるんですね。二つの考え方を身につけておく。それで、目標をちゃんと自分なりに見ると、二つの趣向法で見ることが出来るだけでもモチベーションが上がりません?
〈to go thinking〉【これから思考】
例えば本を100ページを読まなくてなはならないと言う課題があるとします。
40ページまで読みましたと言うときに、【これから思考】と考えると、あとどれくらいやらなくてはならないのかと言う視点を向けると。つまり、今100ページのうち40ページま出来てる場合、あと60ページ残っていると考える見方。
「自分がどれくらいやらなくちゃいけないのか」に目を向けるのが【これから思考】。
〈to day thinking〉【これまで思考】
どこまで自分がやり遂げたか、今までどこまでやってきたかこれに視点を向けるスタイル。
100ページある本があったとして、40ページまで読んでから、もう自分は今40ページまで読み終わったんだ。100%中40%まで読んだんだ。やり遂げたことに視点を向ける。
これ、実はどっちが良いとか悪いとかではなく、モチベーションに合わせて使い分ける必要がある。
皆さん普段どっち使ってます?プライベートと仕事によって考え方が違います。
ありがちなのは、仕事のときに、「よし30%終わったぞと!よしよし」とか思う方がいると思います。無意識に人間って、この二つの両方を使い分けているわけ。
で、これ基本的はじゃあ実験でわかったのって、多くの人が仕事にやりがちなのは、今までどれくらいやったか。どれくらい頑張ったことをみる【これまで思考】の罠に多くの人がハマっちゃっている。
【これまで思考】にはデメリットあります。
【これまで思考】をたくさん使う人、今まで自分がどれくらいやってきたかと言うことに目を向けがちな人ほど、目標も中途半端に終わらせてしまうと言うことがわかってるんですよ。早い段階で達成感持ってしまうんです。
だから、達成感持つために後半気が緩みやすくなるのがデメリット。
目の前の目標に関して、目が移っちゃうんです。
本だと、あとどんぐらい残っているなと考えて読むよりも、半分まで読んだんだと思うと、いったんしおりを挟んで、違う本を読んじゃったり漫画読んだりとかすることとが経験があると思うんです。やり遂げたことに向ければ向けるほど、人間ってのは気が緩んで来て、他のことに目移りしてしまう。
ただこれ、自分は全部【これまで思考】でやれば良いんだろう。【これから思考】でやればいんだろうという全ての人ってのは、これからどれくらいのことをやらなくちゃいけないということ残っているのか考えていけば良いと。
【これまで思考】は、どれくらいやってきたかということに目を向けるのは、馬鹿なことだと思っちゃう人がいるんですけど、実は使い分けが大事なんですよ。
この実験で分かったことは、最後までやり遂げようと思ったら、あとどれぐらいやらなくちゃいけないのと考える【これから思考】の方が勇儀だったんです。
前半戦の部分とか、やる気が出ないとき、どのモチベーションが湧かないなってときに、自分がやり遂げたことに目を向けると、「結構自分頑張ってきてるんじゃん」と。自分のモチベーションが低いときとか、【これまで思考】自分がこれまでどれくらいやり遂げたかということに目を向けてあげると、モチベーションが湧いてくる。
手を付けるモチベーションを作りたいんだったら【これまで思考】を使って、ここまでやったんだったらもうちょっとやろうかなと思わせることができる。
一方でモチベーションが高いとき、一気に最後まで終わらせようという場合には【これから思考】を使ってあげた方が走りきるやりきるモチベーションに当たる。
つまり、手をつけるモチベーションが湧かないときには、【これまで思考】を使ってください。
どこまでやってきたのかを考えることによって、もう少し頑張ろうとモチベーションが作れる。
やりきろうとやり切ってやろうと自分のモチベーションを更に上げようと思うとき、後半でやり切りたいという風に思う場合【これから思考】を使うとモチベーションは保ちやすいですよという話なんです。
まとめると、どうしてもやる気が湧かないときには【これまで思考】を使う。自分がやってきたことを考えてください。
一方で、やり抜きたいとき、完了させたいとき、モチベーションが高いとき【これから思考】を使って残っていることを意識した方が走り抜けやすい。
ちなみに人生でも使えます。
もし、「なんかやる気湧かないな。自分の人生なんだろう」と思ったときには、【これまで思考】を使ってください。自分が落ち込んで、自分の仕事なんか意味あるのかなっというときにはこれまで思考を使ってください。達成してきたこととか、人に感謝されたときのことだったり、自分が今まで続けることができた、成し遂げてきたことを思い出してください。皆さんの人生に対しての、【これまで思考】になるわけです。
こうするとやる気でないなと思っている自分が、過去のことを考えて【これまで思考】をやると、自分はいろんなことをしてきたから、もう少し頑張ってみようかなてやる気が湧いてくる。人生にも使える。
一方で、来年は突っ走って行くぞみたいなテンションが上がっているときは、未来について考えてください。【これから思考】を使ってください。
そうすると、夢に向かって独立したとき副業を始めたとか、自分の人生の中で、年収いくらとか起業しようと思っている。10%ぐらいのものと考えてください。あとやらなくちゃいけないことは90%残ってるんだと。年収2000万を越えようとか作ってあげると、自分の人生のプロジェクトだとあと90%残ってる可能性がこんだけ残ってるんだ【これから思考】をしてあげるとモチベーションが上がるわけ。人生レベルでも使えるので非常に使いやすい。
【これまで思考】と【これから思考】は目標を立てるときにも使えますので、お子さんに対しても使えますし非常にテクニックになってきます。
モチベーションの感じ方がかわります。
モチベーションをコントロールするための二つの趣向法をご紹介しました。
【DaiGo】アジア人のコロナ死亡率がやたらと少ない理由「コロナに効く食事」
新型コロナの死亡率を下げてくれるかもしれない食べ物が見つかりましたよということで、実はこれがアジア人の死亡率が低い一つの原因なるんではないかということで面白い調査がありましたのでこれをご紹介したいと思います。
一応生態学研究なんでどこまで楽しいのかっていうのはご自身の判断でお任せします。
結論から言ってしまうと、新型コロナの死亡率を下げるのに、実は発酵食品を摂るといいんじゃないと言う話が出てますよと言うこと。
当然なんですが発酵食品自体が体に良いので別にそんな発酵食品が実際コロナにどれ位効くかとか関わらず、発酵食品を普段からちょこちょこ食べるってのは絶対やっておいた方がいいわけですね。
例えば、発酵食品てのは肌を綺麗にしてくれたりとか免疫を調整してくれて免疫力を高めたりとか、メンタルが強くなったりとかコミュ障までを治すんじゃないのと言われてるぐらい発酵食品っていいんですよ。
発酵食品の話をすると「じゃあ納豆食いまくりますね」とか、「ヨーグルト食いますね」とか言う人がいるんですけれど、色んな種類を食べた方がいいので、例えば納豆食べたりとかキムチ食べたりとかヨーグルトも食べたりとかじゃないんですけど、色んな発酵食品をとったほうがいいです。一種類とかではなくて沢山の発酵食品を生活に取り入れた方がいいですよと言うお話。
腸内環境を整えることによって色んなメリットもあるので、コロナの対策としても使えるし、自分のメンタルを整えるため、あるいは肌の調子を整えるためにも使えますよというのがこの発酵食品のポイント。
こちらの研究はフンボルト大学が行った研究になっておりまして、発酵食品が新型コロナに効くと言うか、発酵食品を食べることによって新型コロナに対して強く人間はなるんじゃないのって言う研究なんですね。
研究チームがなんで発酵食品に目を付けたかというと、新型コロナの死亡率を調べてみると、国や地域によって違いが結構あるよということがわかった。
例えば、東アジアとか中央ヨーロッパとかバルカン半島とか、非常に死亡率が低い国っていうのがチラホラありまして、ヨーロッパの中にも死亡率が低い国高い国とかがあって、アジアの中にも死亡率が低い国高い国とかあって、日本なんか死亡率なんかはすごい低いわけなんですよ。これは別に発酵食品以外にも原因があると思います。
日本だったら医療が充実しているとか、他にも色々原因があったりとか。実はコロナに強い遺伝子がアジア人には持っているんじゃないのとか、BCGの摂取が相関してるんじゃないのとか、こういったところを調べてみたところ、死亡率が低い国っていうのは食文化として発酵食品を沢山食べる文化っていうのがある。
実際発酵食品の摂取量が多いという特徴がコロナの死亡率が少ない国の共通点として浮き彫りになってきた。だったら調べてみようということで調べたのが今回の研究になってくるわけなんですね。
当然なんですけれども、アジア諸国特に日本なんかは新型コロナの死亡率がやたら低いです。昔は日本人はカウントしてなんじゃないかと色々ディスられていたんですが、それも昔の話で、どうやら本当に死亡率が少ないんですね。今も東京でコロナの人数増えたワーっと言っているんですけど、そもそもウイルスは基本的に弱毒化していくんですよ。
なぜかというとウイルスも生き残らないといけないんで、あっという間に感染した人間を殺してしまったら、ウイルスも広がらないし、しかも途絶えちゃいます。宿主を殺してしまったら。基本的にウイルスの傾向としては、感染力は上がっていく広まるように。上がっていくんだけれども、致死性が高いウイルスっていうのはどんどん消えていくわけなんですよ。
なぜかというと、広がらないから。パッと死んで終わっちゃうんで。傾向としてある。
でも日本含むアジア諸国というのは、ヨーロッパに比べて死亡率は低いねというところで、「もしかして発酵食品を沢山食べてるからなんじゃないのと?」と考えたのが研究のベースになってくるポイント。
実際に過去にヨーロッパで行われた研究とかでも、発酵食品と死亡率に関する研究っていうのはコロナの流行より前から行われてまして、全体的な死亡率の低下と相関しているわけですよ。
そもそも発酵食品を食べてる国っていうのは、元々死亡率が低いわけですね。コロナに効いてるんじゃないの?っていうことを調べたのが今回の研究なんです。
実際にどういう風にしたのかというと、発酵食品の効果を調べるために欧州食品安全局EFSAっていうのがありまして、そこが作っている国民がどういう食品をどの位消費しているのかってことを調べてるデータがありまして、これを調べて見たところ、発酵させた野菜ドイツならザワークラウト、ピクルスとかマリネした野菜とかヨーグルト、日本の場合納豆とか韓国だったらキムチ色んなものがあると思うんですけど、ヨーロッパで食べられがちな発酵させた野菜、こういった発酵食品をヨーロッパの各国がどれ位消費しているのかということをデータに照らし合わしてチェックして、これが新型コロナの死亡率とそう考えられなかったのかデータをとったという。
誰でもできそうだったのに誰もやらなかったそんな研究なんです。
比べてみたところ、やはり発酵食品、特に発酵野菜に関するデータしか出てないんですけれども、発酵食品、発酵野菜の消費量が増えれば増えるほど新型コロナの死亡リスクが減少していくことがひさされたんです。
具体的にどれくらいかというと、発酵野菜の消費量が、1日1g増えるごとに新型コロナでの死亡リスクが35.4%も減少するというかなり驚愕な数値が出たわけですよ。1日10gも食ったら単純計算するなら350%減少するわけですよ。3.5分の1ぐらいのリスクになるみたいなざっくり考えると。
生態学的研究なんで、どこまで正しいかっていう問題もあるんですけれどもやっぱりここまでの差が出ていたら、発酵した野菜とか発酵食品を食べるっていうのは悪くないよねと。
発酵野菜がなんでいいのかっていうと、発酵食品に含まれている細菌とか腸内環境に対して野菜が持っている食物繊維がプラスに働くんで、食物繊維と発酵しているわけだから、腸内環境を整えるための細菌を両方取れるのが発酵野菜なんですよ。
どうせ取るんだったら発酵野菜の方がいいと思います。
さらにこの研究は一歩踏み込んでいまして、発酵してる野菜の種類ごとの死亡率の違いも調べているんですけれども、偏りがありますヨーロッパなんで全ての野菜を発酵させて食べているわけではないので。
例えば、ブロッコリーとかカリフラワー、キャベツを発酵させたバージョン。ほうれん草、きゅうり、レタス、トマトとか色んな食品を比べたところ、どうやらキャベツときゅうりが発酵している食品がどうやらいいんじゃないのということがひさされている。ある意味キムチが最強かもしれないですねと。
キャベツときゅうりの消費率が国民平均で1日当たり1グラム増えることに新型コロナの死亡リスクが11分の1になるわけです。
だから発酵食品を食べるというのと同時に、キャベツときゅうりを食べると、より効果が出るかもねとこの研究からわかるところ。
発酵食品として食べても勿論いいですけれども、発酵してないキャベツときゅうりでも効果があるそうなんです。
キャベツときゅうりをサラダで食べるようにしたり、キムチを食べて納豆なんかを入れてみたりして発酵食品と野菜を積極的に摂取することによって、コロナの重症化のリクス、特に死亡リスクを減らすことができるので是非皆さんが実践していいし、親御さんに言ってやってみるのもいいんじゃないかなと思うわけです。
実際発酵食品自体はデメリットは殆どないので、取っていたほうがいい食材なのでコロナに関わらず取っておいた方がいいんです。発酵食品を取るモチベーションにもなりますよね。
じゃあ「なんで発酵食品が発酵野菜が新型コロナに効くの?」っという話なんですけれども、一応免疫力が上がるんじゃないのと話もあるんですも、専門的な話をすると、発酵野菜に含まれている乳酸菌がNRF2っていうものの協力的な活性化因子として働くんです。NRF2って何なのかというと、活性化するとAT1Rをブロックしてくれて、コロナに紐帯に結合するのを防ぐんです。コロナが結合しないと何が起こるかというと、酸化ストレスが減少して、肺や内皮の炎症損傷という症状を防いてくれるんじゃないかと一応想定されている。
NRF2というのは体内の酸化を防いでくれたり、炎症を防いだり、細胞を保護するのに役に立つ転写因子なわけです。遺伝子の働きを制御してくれるタンパク質のことを転写因子と言うんですよ。
だから発酵食品てのはこの働きがあるので、アンチエイジングにも効くだろうし、こう言ったコロナとかの重症化リクスを抑えるためもの効いてるから発酵食品って凄いよねってことがわかってると。
NRF2は、炎症を抑える働きもありますので、アンチエイジングとか肌とか老化だったり、あらゆる病気を予防するためにも発酵食品というのは使えるという可能性があると。
今回の研究なんですが生態学的研究であることと、ヨーロッパのデータがベースなので納豆とか豆腐とか漬物みたいな日本独自の発酵食品で同じ効果になるのか調査の余地がある。同じだとは思いますけどね発酵食品でそんな違いはないと思うんで。
今回のデータでキャベツ最強みたいなお話をしてしまったんですけど、一応発酵キャベツってのは乳酸発酵したキャベツを食べる文化がヨーロッパにはあるので、日本で言う納豆、豆腐、味噌みたいなものに相当するのがザワークラウトなんですよ。
だからキャベツ最強みたいなデータになってるんですけども、元々食べる量が多いのでそういう意味でいうと発酵食品は一般的に色んな種類を取るという戦略がいいと思います。
キャベツに絞らなくてもいいし、自分の好きな発酵食品をなるべく色んな種類を日常生活に取り入れるのがいいと。
いずれにせよ発酵食品はコロナ以外にも色んなメリットがあるので、食べない理由はないよねという話でデメリットもないのでご紹介しました。
【西野亮廣】できる仕事は積極的に辞めよう
「仕事のサイズが大きくならない人の共通点」というテーマでお話をします。
チャプターの方に結論を書いてしまってるんですけど、まず整理しなきゃいけないことは、仕事のオファーってあるじゃないですか。
なるべくおっきい仕事をしたいって言うのが願望であると。で、自分に舞い込んでくる仕事のオファーのレベルというのは、基本自分のポテンシャル、サイズに見合ったものであると。
今の自分が出来る仕事、もしくは少し頑張ったら出来る仕事。
例えば今の自分のレベルが30点くらいであれば、30点から40点くらいの仕事が入ってくるし、レベルが40点くらいだったら40点から50点くらいの仕事が入ってくると。
大体は自分のポテンシャルのサイズに見合ったものが仕事として舞い込んできますと。
もう一つ言うと、その時の自分が30点だったら10点くらいの仕事が舞い込んできても断ってしまう。
それは自分がやることじゃないと。
自分に見合ったもの、もしくはちょっと背伸びしたら出来そうな仕事を僕たちが受けるってなりますよね。
例えば、ここがポイントなんですけど、じゃあ自分のレベルが30点だったと。
40点くらいの仕事が入ってきました。
やらせていただきますと、頑張っているうちに自分のレベルが上がってきて自分のレベルも仕事のサイズに見合うようになってきた。
自分のレベルが40点くらいになった。
本当は50点くらいの仕事がうまいこと舞い込んでくるはずなんですけど、ここが本当に仕事のサイズがいつまでも大きくなら人の共通点で、スケジュールを埋めちゃうんですね。
つまり月曜日から日曜日まで仕事でスケジュールを埋めちゃうんですよ。
これ理由は不安だから。
働いていない時間必要とされていない時間が、空いちゃうと不安だからみんなスケジュール埋めちゃうんですね。スケジュール埋めちゃう分には構わないんですよ別に。
構わないんだけど、自分のレベルが30点から40点に上がったのに、まだ40点の仕事を受け続けていると、50点くらいの仕事が舞い込んでくるはずなのに、スケジュールを埋めてしまっているがために、受けることが出来ない。
なので折角50点くらいの仕事が舞い込んでくる切符は貰っているのにも関わらず自分から断ってしまう。
何をしなくてはいけないのかと言うと、基本仕事は出来るようになったら辞めたほうがいいですね。ここがルール。
もちろん取引先のこととかありますから乱暴に辞めることは出来ません。
いろんな生活を背負ってますから、「はい今日辞めます!」とか、自分のことだけ考えてやっていったらそんなヤツ誰も協力してくれないので、当然そこの配慮した上で、基本的に仕事ができるようになったら卒業しないと、そして卒業してスペースを空けないと、次の規模の仕事が舞い込んでこない。
なので僕は年に一回絶対にできるようになった仕事を辞めるようにしてます。
これは昔から変わってなくて「あ!この仕事できるようになったな」とかできるようになったら能力が上がっているので、次その上がった能力に見合った仕事それ以上の仕事が舞い込んでくる切符は自分には手渡っているので、まずやらなきゃいけないことは、スペースを空けること。
これをしないことには仕事の規模はいつまで経っても大きくなっていかない。
スケジュールが埋まった時点で自分の成長が止まってしまった。
これは結構長くスケジュールが埋まった状態で長いこと居座ってしまうと、癖になってしまう。ここが非常に危険。
まとめ
仕事ができるようになると、朝から晩まで、月曜日から日曜日までクライアントさんにもお客さんにも喜ばれるし気持ちはいいんですけれど、ただ仕事の規模は30点のままなので、そっから40点50点60点…と上げていかなきゃいけないんだけれども、スケジュールが埋まってしまっているから仕事が入ってこない。仕事を断らざるをえない状態になってしまう。
仕事のサイズがいつまでも大きくならない人の共通点ってのは、基本的には仕事を辞めるのがヘタクソ。卒業するのがヘタクソだここに尽きる。
原因は恐れ。時間が空いてしまうほど、恐れてしまっている。仕事を辞めるのが下手なんだというところ。
なので、もしみなさんの仕事を振り返って見たとき、スケジュールが埋まっていて全部自分ができてしまう仕事だなっていうふうになっていたら、もうあなたは次のレベルの仕事が入ってくる切符を手にしているから積極的に辞めないと、仕事は大きくなっていかない。
【新R25】三浦崇宏と言葉のつくり方講座
三浦崇宏「言語化力」この本の解説
一番実践的な内容「三浦崇宏流・言葉にする方法」
「言葉は大事」って前回言っていただいたんですけど、印象的だったり人を動かす言葉、そういう言葉をどうやって生み出すのか、どういうことに気を遣えばいいのかそのポイントを一個一個話していただこうと思っています。
1、スタンスを決める
三浦)自分がどういう立場で何を望んでいる人間なのかを自分でわかっていない人が多い。
例えば最近だと「ネットで誹謗中傷が増えてますけど、あなたはどう思いますか?」とか世の中色んな問題はたくさんあってそれに対して、自分なりの「どういう社会があるべきか」「どういうふうになったら世の中が良くなるか」というスタンスが決まると、何を言われても「俺はこういう人間だからこの問題については反対だな」とか「俺はこういうことを目指しているからこの問題については応援できるな」とかそれが考えられる。
何か言葉を発するとか、アイデアを出すとか語彙を発見するとかの前に、まず自分がどういう人間で何を目指しているのかを決めとこうぜっていう。
渡辺)みんな日々選択して生きてるから(スタンスが)あるとは思うんですよね。
それをちゃんと一回言語化するとか、見つめてみるっていうのが大事
三浦)…っていうふうに書いてあったでしょ?
俺、違うこと言ってないよね?
渡辺)言ってない(笑)
でも表面的に「うまいこと言おう」みたいに思っちゃう人が多いと思うんですよね。
Twitterとかをやるにしてもそう。
Twitterを始めます、「何書いていいかわかんない」とかよく言うじゃないですか(そこに足りないのは)スタンスかもしれない。
三浦)何を書いていいのかわかんない人はまさにそれで、自分がどういうことを社会に価値提供したいかとか、どういう世の中になったらいいかとか、自分がどんなふうになりたいかがイメージできてないから何も言えない。
言いたことがない人は言わなきゃいいと思う。
ちょっと脱線するんだけど、言いたいことがないのにTwitter始めるヤツが、いろんなものを批判してると思う。
渡辺)スタンスがないから触れる材料がアレしかない。
三浦)言いたいことはないけど、Twitterというものに登録したせいで、何か言わなきゃいけない気がして、それで何かを批判すると言いやすいじゃん。
だから言いたいことがないヤツは何も言わなくていい。
2、客観と主張を往復する
三浦)物事って何でも複雑じゃん。なんだけど、その複雑な状況の中で「一番大事なには何か」ということを俯瞰して捉えること、「そのことについてまず一旦話そうぜ」ただ自分の感情とか自分の考えてきたことを疎かにすると、誰もそこに対して賛同も否定もできない空虚なものになっちゃう。
渡辺)確かにTwitterひとつとってもなんか手触りがない人っていうのは多分主観が乗ってないケースが結構ありますよね。
三浦)「こういうことあるよね」みたいな発言って結構あると思うんだけど、そこに対して自分は何が嫌いで、何がいいと思ってるのかっていう、自分の根源的な感情とそれを共有するための構造の分析その両方が必要。
渡辺)主観の話でいうと、本の中に違う表現であったのが「今って個人的な話がいい」って言ってたじゃないですか、あれ面白かった。個人的な話にむしろ価値がある。
三浦)就活とかしてると、みんなすげえありきたりなこと言うじゃん。「メディアの未来をつくっていきたいです」とか
渡辺)嘘っぽく見える
三浦)だけど例えばウチの会社の社員に、お父さんが「マネーの虎」(の出演者)だったヤツがいる。そいつがPR会社からウチに転職するときに「メディアっていい部分もあるし悪い部分もあると思う」「メディアと起業家、メディアとスタートアップの正しい関係を考えていきたい」とか言ってて、難しいしわかんねえって思った。
で「何それ?」って聞いたら、実はお父さんが「マネーの虎」っていう番組に出たことによって、ワッと一気に良くなってその反面いろんなネガティブなこともあって「メディアって難しいし怖いな」って彼は思ったんだって。
起業家ってメディアとの関係を間違えると調子に乗ったりするし、あるいは叩かれたりする。
だけどメディアとの関係がよければ急速にエンパワーメントされて、世の中をよくするパワーにもなるから、そこの関係をうまくプロデュースしたいめちゃめちゃいいじゃん!
渡辺)急に入ってくる
三浦)そう!急に(言葉が)入ってくるでしょ?
要は原体験とか自分の原動力になる体験って、それによって関係ない人も想像できるようになる。
だからみんなすぐありがちなキレイごとばっか言うけど、なんでそう思ったのかとか、どうして自分がこういう人間になったのかは、一回真剣に考えて話すとやっぱり急に入ってくる。
理想とか思想ってみんな一緒なんだよ結局。キレイごとなんていくつかしかないから、それをどれくらい信じてるか。そしてどうしてそう思うようになったのか、個人の体験があるわけで、そこをないがしろにしたら、人に伝わるものや人を動かす言葉はつくれない。
ただ一個だけ補足しておきたいのが、原体験ってつい「もともと引きこもりだった」とか「実はすごくいじめられてた」とか壮絶な過去、そんなのいらない。
例えば俺だったらGOをつくった理由のひとつにCMつくってその商品が売れなかったんだけど、そのCMだけは褒められて怒られなかった。
これは俺の中で結構原体験になってて、CMは面白かったけどモノが売れなかったら、それはクリエイターのミスだからちゃんと怒ってほしかった。悔しかった!仲間になれてなかったみたいな。
で俺は「CMで美しい面白いものもつくるし、それがビジネスにコミットするところまで責任持ってやりたい」って思ってGOをつくった。
でもこれって意識してなかったら「怒られなくてよかった」「いいCMつくってよかった」って流れがちじゃん。
原体験っていうと、ドラマチックな体験のように思えるけど、日常の中のちょっとした違和感とか、日常の中のちょっとした感情が生まれる瞬間だから、親父が「マネーの虎」じゃなくても、息を吸って吐くように、原体験を見つけられるって思う。
渡辺)そう言われるとみんな「(自分も)やれる」って思うんじゃないですかね。
なのでぜひ自分の感情に向き合ってみてください。
3、言葉を「因数分解」する
三浦)これって「解像度を上げる」って言い方もたまにあると思うんだけど、まさにそれですよね。
例えば会社に行くのが嫌だっていう人がいるとする。
これは「会社に行くのが嫌だ」っていうことの中にいろんな理由がある。
会社っていうけど、部署が嫌なのか会社の雰囲気が嫌なのか、あるいは仕事の内容が嫌なのか。
「嫌だ」っていうのも、行きたくないのか、行くことに意味を感じられないのか、「行ったら怒られるから嫌だな」って行きたくないのか「この仕事は社会の役に立たないから自分が行くべきじゃない」と思ってるとかいろんなレイヤーがある。
(それを)大きい言葉でごまかそうとするわけ。
「会社の行くのが嫌」「世の中をよくしたい」「有名になりたい」でも有名って何だろう?twitterで話題になることなのか、テレビに出ることなのか、少なくても自分の街のみんなに知られたいのか、いろいろあるじゃん。
その一個一個の大きい概念を丁寧に紐解くことをしないと本当に自分のやりたいこととか、自分の人生の問題の解決につながらない。その分析にこそ言葉が大事。
「嫌になる」と「やる気が起きない」と「やる意味を感じられない」って全部似てるけど全然違う。
これを言葉にできるかどうかがすごく大事。これね慣れると簡単にできるようになる。
慣れると息を吸って吐くように「あー俺今イライラしてるなー」「でもこれは不満を感じてるんじゃなくて納得してない状況なんだよな」みたいな。
でも最初はできないと思うから、俺が本の中で勧めてるのは一回書いたほうがいい。
何か嫌なことがあるとか、どうしてもやりたいことがある時とか、一回1時間くらい時間とって、真っ白なノートに自分の感情を因数分解して、言葉にしていくっていうのをやったほうがいい。
渡辺)分解できないことろまで落とすみたいな
三浦)そう!あとウチの社員とかに言うのが、「やっといてね」この6文字の中に40個くらいの指示がある。
「相手を怒らせない」「丁寧なタイミングで連絡する」「メールを送っても多分見ないからLINEを送って、ただフォローの電話も必ず入れること」「企画に関してはクライアントのオリエンをちゃんと踏まえた上で3案くらい出すけど、そのうち1案はクライアントが想像つかない方向であること」「当然面白いこと」みたいなのがあって「やっといてね」なんだよ。
だから俺も部下とか社員に言葉の因数分解を意識してほしい。
ウチの会社で気合入ってる連中は「やっといてね」って言われた瞬間の「今回の三浦さんの”やっといてね”の本質はこれだな」みたいなものをちゃんと見抜いてくる。
4、言葉の「ランキング」を編集する
三浦)相手目線で順位づけをしてあげること。
思った通りに言えないとか、うまく言葉にできない人って2パターンあって、言葉が思いつかない人。もう1個は思いつきすぎて何から言っていいかわかんないって人。
渡辺)とりあえず思い浮かんだことをベラベラ言っちゃうみたいな?
三浦)例えば「新R25ってどういうメディアなんですか」って聞かれたときに、面白くてPV数高くていろんなインフルエンサーが出てきて…いろいろあるじゃん。でもさ相手にとって重要なの一体何?
(相手が)クライアントさんだったら「今20代30代が一番SNSで話題にするメディアです」一方で(相手が)自分の子どもだったら「お父さんが尊敬してる友達がたくさん出てるメディアだよ」って言えば(子どもは)「そうなんだ!」ってなるじゃん。
つまり同じ何かを説明するときにいろんな要素がたくさんあるんだけど、相手に何が一番響くか、どういえば相手に刺さるかって言うのをランキングづけて説明すると話が通る。
渡辺)GOが企画をプレゼンするときになんかもそこはすごい意識してる?
三浦)そこはもう一番意識してます。
こっちの言いたい順番なんかホントどうでもいいから。とにかく相手が聞きたいことをちゃんと言ってあげる順番に。
渡辺)それが言葉のランキング!
多分(普段)息を吐くようにやりすぎて今思い出せなかった。
三浦)「言語化力」もかなりいろんなマニュアルが書いてあって「こんなこと全部できるかよ」って思うんだけど、そのめんどくさいことを一回我慢して1週間2週間やると、脳が言語化できる脳に変わる。
そうすると息を吸って吐くようにできるようになる。
渡辺)みなさんはこの中で自分が苦手とする分野が多分あるから、そこを重点的に改善していくというか、補強していくと多分いい言葉が出るようになる。
三浦)それが結果として人間関係にも効くし、仕事の成功にも繋がるっていうふうに俺は信じてる。
渡辺)ぜひみなさん言葉にする方法を実践して見てください。
【西野亮廣】お金事情のインタビュー
■西野さんっていくら稼いでるんですか?
僕吉本興業所属のタレントっていう顔してるんですけど、自分の会社もやっていてそこも合わせてですね。
■収入源って何があるんですか?
まずオンラインサロン会員数が3万8000人くらいです。
だから4万人弱で(1人あたり月)1000円なんで月4000万円。それだけで年間5億とか。
意外とあまり押し出してないんですけど、だいぶベストセラー作家なんですよ。
絵本というのはずっと重版がかかるんで。グッズやらビジネス書もある。
クラウドファンディングで集まったお金は収入扱いなんですよ。それだけでも年間1億円ぐらいは集まってるはず。
■今芸人収入って?
出役として出るのが芸人収入になるんだったら、講演会って単価はそれぞれ違うけれど何千万円かはあります。
むちゃくちゃ稼いでる感じしますねこう聞くと。6~7億円くらいです。
■そう考えるとサロンはむしろメイン収入になってる?
そこに全部を集中させてるんで。
■キングコングは1年目からガンって売れて稼いでたんじゃないですか?
1年目の芸人の単価はたかが知れているとは思うんですが、とはいえ臨時収入的な、CMとかそういうのもあったんで多分1000万円ぐらいは稼いでたと思いますね。
■よく「お金に興味がない」って言うじゃないですか?これ嘘じゃないのかなって?
むっちゃ言われるんですよね。
僕の生活費をマネージャーから言ってもらったら、本当に興味がないんだなっていうのが(わかる)
いわゆる消費とか浪費の部分ですよね。
■全然(お金)使ってないってことですよね?
僕の周りの人間が言った方が説得力あると思うんで、絶対に貧乏大学生より使ってない。
美味しいものを食べたいとか、高い車に乗りたいとか全然なくて、「消費」「浪費」「投資」という3つがあるとするのであれば多分ホント(消費)0.5(浪費)0.5(投資)9ぐらいでほぼって言うか全て投資ですね。
■1年目からいきなり興味なかったんですか?
最初からなかったですね。忙しかったっていうのがひとつデカいですよね。
1年目からバッと売れてネタを書かなきゃいけないとか結構あったので、浪費するにしても時間取られちゃうワケじゃないですか。
時間の方が欲しかったどっちかというと。
お金を使おうと思ったりとか、無駄遣いとか贅沢しようと思ったら結局時間を持ってかれるから嫌だなって。
性欲はあるんですよ。性欲は結構(時間)使ってますね。
■さっきのリソースの使い方のバランスを直してもらっていいですか?
消費に0.5浪費に0.5投資に5セックスに4ですね(笑)ずっとセックスにはちゃんと時間割いてます。
しかも結構丁寧にやってます。
■お金持ちになるための「与える」をするにはどういうことを考えなきゃいけないかっていう話を聞きたい!
基本的に与える人は、お金持ちにはなるんだけれども、貧乏人にもなる。
じゃあお金持ちのギバーと貧乏人のギバーって何が違うかっていうと、お金持ちにならないギバーというのは手当たり次第に与えてしまっている。与えることに酔ってしまっていて結局テイカーに搾取される。
お金持ちギバーの人は身の回りにテイカーを置かない。どっちかというと動物的な勘。
勘ってやっぱりどれまでの経験値だと思うんですけど、そういう人からちゃんと距離を置くようにしている。
だから結論テイカーが身近にいるかいないかということだと思う。
貧しいギバーの人はテイカーとつるんじゃってる。
■西野さんも自然とそうなってる?
僕もやっぱテイカーとつるむのは嫌なんですよね。
テイカーのメディアっていうのは、インフルエンサーの影響力だけ頂いてアクセス数だけ稼いでしまって還元してない。
そういうメディアっていうのは自分は選ばないようになる。
自分の周りのお金持ちって言われている人たちって総じてそうですね。
■西野さんの一番はじめの原体験というか経験ってどの辺から?
明確にあるのはクラウドファンディング8年前ぐらいですかね。
初めてクラウドファンディングをやったときに、与えたらすぐにその場で回収するんじゃなくて、ちゃんと回して絡める人を増やした方が、結局返ってくるものがデカくなるクラウドファンディングあたりからありましたね。
■クラウドファンディングの時でいう「与える」というのは何になる?
それを一回実験したことがあって、個展を夏の間1ヶ月やったことがあった。
個展会場にずっといて、お客さんの相談とか聞きまくってたんですよ。悩み事とかをただただ聞いてた。
その時は日給がないわけじゃないですか、別にお金が発生しているわけじゃないんで。
1ヶ月ぐらいずっとそれをやって、1ヶ月後にクラウドファンディングしたらそこで一気に何千万円か集まった。
「あの時に相談に乗ってくれたからやる」っていう人がむちゃくちゃいて、あれが「相談料500円です」とか言ってたら、そんな集まってないはず。
だからクラウドファンディングは結構デカいですね。
■チケットの手売りとかずっとやってましたよね?
やってます。
チケットぴあで売るの一回やめてみて、2000枚とか4000枚とかのチケットを手売りしてみよう。
そしたらどうなるんだろうっていう、その経験とかはやっぱデカかったですね。
要は、チケットぴあで売った方が早いですけど、一人一人に時間かけて、例えば待ち合わせとかするんで、それでやっぱ時間取られるんですけど、でもその人にそれだけ時間を割いたら、その人はずっと応援してくれる。
そうするとそこにかけた時間って全然回収できていて。そういう経験をするっていうのがすごく大事。
■クラウドファンディングとか、サロンとかがあるからリターンを感じやすい場を持っていますよね。何で返ってきたものを実施するのか。長期で待てないっていうのはたぶんあると思うけど、待てない人はどうすればいいの?
体験するしかない。
だから僕ウチの新入社員の子にまずやらせたのは「オフラインでとにかく全国まわれ」って。
■それは何をするんですか?
「スナックまわって媚へつらってこい」って。困っている人がいたら相談乗ってあげて助けてあげて、バカと思うかもしれないけど一回やってみたら、その人は一生応援してくれるから、最終的にお前の取り分デカくなるから「まずそれをやれ」っていう。
■お金のことは何も言わない。今みたいな話を学校で言ったらすごくいいと思いますけど…
美術大学の講師として呼ばれて美大生とかに「どうやって画材買ってんの?」って聞いたら、みんな「アルバイトをしてる」って言うんですよ。「バカじゃねーの!?」って言って、クラウドファンディングやってそのリターンで「あなたの似顔絵を描きます」とか。そうやったらあなたの画力は上がるしあなたの知名度も上がるし、それでお金も入るじゃん。
「なんでクラウドファンディングやんないの?」って話をしたら、(学生)全員知らなかったんですよクラウドファンディングってものを。「えっ?」って思って先生に聞いたら先生も知らなくて「こんな学校やめちまえ」って言ったら、学長に呼び出されてしこたま怒られて。ここを教えないってヤバすぎると思って。
■小学校から大学ぐらいまでその教育をずっと受けてきて、その呪縛はあるのかもしれないですね
クラウドファンディングに対して「怪しいんじゃないか」みたいな感覚とか。
クラウドファンディングを一回義務教育でやってみるといいですよね。
僕高校の授業でその時に夏休みの宿題で出したのは「なんでもいいからクラウドファンディングをやってみろ」で、レポートを提出してもうんですけど、成功した人と失敗した人がやっぱりいて、わかりやすく成功した人は最初にギブしまくってる。
失敗した人は「クラウドファンディングやってますのでお金ください」ってやりまくってるヤツが結局(お金)集まってなくて、最初夏休みの3分の2くらいをギブしまくって最後の1週間でパッて集めたヤツが結局お金集まってて。
ああいう経験ってやつは学校でやるといいかも。
まず自分がどの経済圏の住人なのかを明確にした方がいい。
【マコなり社長】無能な人の文章の書き方
文章の書き方って正直あまり指摘されることないですよね。
世の中が文章の書けない大人だらけになってしまっています。
文章というのは、何人もの人が見る可能性があります。
私が何よりも大事にしているのは、文章を読んだ時に「スッと頭に入ってくるか」それだけです。
1、並列じゃない情報に箇条書きを使う
箇条書きばかりを使う癖があると本当に馬鹿になります。
典型的な駄目な箇条書きはこんな感じです。
・今商品Aの売上が悪化している
・前年同期比80%になっている
・原因は競合商品Bにシェアを奪われているから
・奪われている理由は競合が広告宣伝費を踏んでいるから
皆さんこれ何が悪いか分かりますか?
そう箇条書きなのに並列な情報になっていないんです。
この「・」を使った箇条書きというのは、並列な情報のみ使うべきなんです。
例えば、競合商品Bにシェアを奪われている3つ理由
・競合が広告宣伝費を通常の倍にしている
・当社商品にはない魅力を訴求している
・価格が安くお得感がある
あとよく見かける駄目な「・」の過剰書きの使い方が、箇条書きを1つだけで書いてしまうことですね。「・」を1つだけ付けるんだったら、箇条書きにする必要はありません。むしろそのあとに情報が続くのかなってミスリードを与えてしまいます。
もし「・」を使った箇条書きを使うのであれば、「・」の後に書かれたひとつひとつの情報が独立している。2つ以上の並列な情報があるということが絶対のルールです。
ただし素早く自分でメモを取らなきゃいけない時なんかに、とりあえず箇条書きで描いてしまうのは理解できます。理解はできるんですけど、箇条書きに安易に逃げずに、構造化した文章を書く習慣をつけた方がいいです。
2、順序じゃないところに数字番号の箇条書きを使う
よく見かけるのがこんな感じです。
今日の話のポイント
1.見やすい資料を作る
2.話し方を工夫する
3.印象がよい身だしなみにする
一見問題ないように見えるじゃないですか、ただ順番に関係なく各項目を単純に並べるだけの時は、数字は使わない方がいいんです。
こういう「・」を使った普通の箇条書きでいいんです。この書き方の違いで劇的に分かりやすくなるということはありません。
なのであまりにも神経質になる必要はないと思うんですけど、ぱっと見でこれは順序なんだとか、並列な情報なんだとか、理解できることに価値があります。
ただ単にこうやって数字を並べるだけではなくて、理由①理由②理由③みたいな感じで言葉を添えて数字を置いてあげたほうがいいです。
「理由は3つあります」みたいな最初に概論から示すようにしましょう。
3、因果のないところに「→」を多用する
便利すぎて使いすぎ症候群にかかっている人がたくさんいます。これは文章だけじゃなくて、スライド資料なんかでもすごく見かけるので本当に気を付けてください。
例えばこんな感じです。
エンジニアスクールを運営
→2015年にスタート
→未経験者が対象
→卒業生は1000人以上
矢印というのはめちゃくちゃ汎用性が高いので安易に使うと、その矢印がどんな意味を持っているのかがわからなくなります。
じゃあどうやって使えばいいのかというと、この矢印を使うときは「因果関係」を表すときだけに限定した方がいいです。
Aという事象が発生した
→その結果Bになった
これからはなんとなく矢印を多用するのは終わりにしましょう。
4、逆接と順接が分からない接続詞「が」を使う
分かりにくい文章を書く人はこの「が」を使いがちです。
この接続詞「が」には日本語として致命的に分かりにくいところがあるんです。
1.あいにくの悪天候です「が」運動会を開催します
2.先日運動会がありました「が」そこで私は綱引きをしました
2つの文章「が」の意味の違い分かりますよね。
この接続詞「が」には、逆接と順接両方の使い方があるんです。
Aという文の後に全く違う展開Bがくる逆接のケース。Aという文の後に予想通りの展開Bがくる順接のケース。全く逆なのに接続詞だけではどっちの用法が判断できないんです。文脈から読み取るしかないんです。
なのでビジネスライティングにおいては、そもそも使うのをやめた方がいいです。
今年は景気が落ち込みましたが売上は落ちていません。
ではなくて
今年は景気が落ち込みました。しかし売上は落ちていません。
の方が断然いいです。もうこれからは接続詞「が」を使うのは封印しましょう。
5、「です」「思う」など同じ語尾が連続している
私の名前はマコなりです
渋谷の会社の経営者です
出身は福岡です
独身です
みたいな感じの「です」「です」「です」が続く文章。
他には断定調の「~だ」を続けてしまうような書き方もよく見かけますね。
日本語においてはなぜだかわからないですけど、同じ語尾を繰り返すと、幼稚な印象を与えてしまうんです。
ちょっと見直せば改善できることなので、この恥ずかしい失敗はもうやらないようにしましょう。
6、主語と述語が対応していない日本語を書く人
ビタミンCが多い食品は
オレンジやレモンなどの柑橘系
野菜ではキャベツやじゃがいもに多く含まれています
この文章の駄目なところ皆さん分かりますよね?
最初の「ビタミンCが」に対応する述語がないんです。
こういった書き方をやってしまうと読んでる方は、文脈からどういう意味なのかっていうのを推察するしかなくなるんです。
あとはそもそも主語がないなんてこともあります。
日本語っていうのは結構主語を省略しがちなんですけど、新聞のコラムとかじゃない限りは主語はちゃんと書くべきだと思っています。主語も繰り返すと幼稚な印象になってしまうのでそこは注意が必要です。
主語と述語でなるべく短い文章にしましょう。
7、文字壁をつくる
文字壁とは画面が文字でいっぱいになるような文章を書いてしまう人のことです。
とにかく見にくい!見ていてストレスが溜まるし、文章が構造化されていなくて、ただ書き殴られてるだけのことが多いんですよ。文章を作るときは次の2つのことだけは絶対にやらないようにしてください。
1つ目、一文に50文字以上書く。一文は出来る限り簡潔に短くしてください。
2つ目、一段落に5文以上詰め込む。
50文字以下5分以下!ごーまるご(50・5)の法則と覚えてください。
8、文章に見出しをつくらない
文章において見出しは命です。
見出しがあるから何が言いたいか分かりやすくなっていますよね。
この見出しの作り方に関して大きな誤解をしている人がたくさんいます。
それは何かというと、「最初に見出しをつくってそこに本文を書いていけばいいんでしょ」と思っている人です。実はかなり分かりにくい文章を書きます。
見出しっていうのは、一発で決めるものじゃないんです。本文を書きながら都度見直していくものなんです。
分かりやすいビジネス文章を書くには、演繹的かつ帰納的に文章を何度も見直して、構造を作り変えていくことが不可欠なんです。
私の場合は見出しは■、小見出しは◎を使っています。
9、タイトルに「相手に何をして欲しいのか」が書いていない
例えば「先程は有難うございました」からバーっと話しはじめて最後の方に相談事項や依頼が出てくるんです。
仕事をしている人はみんな忙しいんですよ。小説を読むようにじっくりと行間を読んで文章を味わっている場合じゃないです。
仕事のコミュニケーションにおいて相手が知りたいのは、社内の人に対しても社外の人に対しても同じたった1つのことです。
「あなたの文章を読んで私は何をすればいいの?」ってことです。読んで自分が何をすればいいのか、何を求められているのかがわからない文章はエネルギーを使います。
じゃあどうやったら最も簡潔に相手に何をして欲しいのかこれが伝わるのか、皆さん知りたいですよね。
誰でも明日から使える素晴らしい方法を教えます。
人に文章を送るときにタイトルの一番最初に、
【相談】【共有】【連絡】【依頼】【決済】【お礼】このいずれかをつけてください。
これだけで相談していのか、依頼がしたいのか、はたまたお礼が言いたいだけなのか明確になります。
【相談】作成するロゴの作成
【決済】来月の人材紹介費用
【お礼】MTGのお時間を頂きありがとうございました
これをやると【】の後の文章も自然と何の相談なのか、何の決済なのかを書くことになるので分かりやすくなります。
10、タイトルに『~について」と書いてしまう
正確には出来る限り使わない方がいいです。
タイトルに「~について」と書いていると、その後に続く文章も何を書いても良い感じになってしまうんですよ。汎用性が高すぎるんです。その結果、何が言いたいかが分かりにくくなります。
× 来週実行予定のキャンペーンについて
○【相談】来週実行予定のキャンペーンの予算を決めたいです
こうやって書いた方が圧倒的に分かりやすくないですか?「~について」を使わないと意識するだけでタイトルの具体性がぐっと高まるんです。
これからは「~について」は出来る限り使わないようにしましょう。
【マナブ】成果を出したいなら日常をルーティン化すべき
質問があります。
「行動しようかな?」「しないかな?」と迷ったりしますか?
①会社に出勤する
②ご飯を食べる
③歯磨きをする
大体の人はルーティン化されてる内容を迷いなくする。
ここが大切なことで、何か成果を出したい領域を決めたら歯磨きレベルでルーティン化すれば継続可能。
例えば、朝起きてそのままブログを書く。もしくは、出勤中にずっと音声読書をする。風呂から出たらずっと読書する。ルーティン化のコツとして、何かとセットで行うことが大切。
ブログを書くだとか、読書をする、漠然と思っててもルーティン化が難しい。なぜかと言うと、日常の作業に組み込まれてないからいつやるかの迷いが生まれてしまう。迷いが生まれると結果的に続かなくなったりします。
セットでルーティン化すること、僕だったら朝起きてすぐブログを書く。これをずっと700日続けました。YouTubeもルーティン化していて、どうやってルーティン化したかと言うと、筋トレ終わったらYouTubeを撮る。
なので僕の場合、筋トレを2日1回してるんですけど、筋トレを終わったらカメラをセットして、シャワーとか浴びずにそのまま撮影してます。
筋トレ+YouTubeとか、朝起きる+ブログ、通勤する+音声読書みたいに、行動とセットで習慣化したいものを身体に染み込ませる。最初はしんどいけど60日~90日の継続していくと、結構な確率でルーティン化できます。
ルーティン化を言い換えると習慣化。
何か達成したい目標を日常に取り込むと、嫌でもその作業をやることになるので、成長も凄く早くなると思います。
会社が忙しい、学校忙しい、時間が無い、時間が無くても会社に出勤する。時間が無くても学校に行く。
結局時間が無いって言ってる人は意識が足りてない。時間はあるんです。全員均等に24時間ある。
僕は24時間を使ってブログを書く、YouTube撮影、Twitterでつぶやき、意識的に時間を過ごしているのでアウトプットできる。
時間が無いと言っている人は、どうでもいいSNSを見てしまっていたり、スキマ時間を有効活用できていない。これは言い訳なので言っても仕方がないこと。
何か成果出したいことがあるなら、それを日常のルーティン化すればOK。
ルーティン化する上で大切なこと
必ずそのタスクをシングルタスクでやること。
例えばブログを書きながらSNS見る、読書しながらテレビを見る、2つのことを同時にやっちゃうと結局集中ができないので、一つ一つきっちり終わらせるのが大切。
解決策として、強制的に集中できる環境を作る。
結論、飛行機内をイメージすればよくて、飛行機移動中って集中して読書できたりするじゃないですか。移動するときに集中して記事が書けるというように書いている方もいる。
なぜ飛行機内でよく読書ができるのか?
邪魔するものがないから。飛行機だとWi-Fiが繋がらないから、スマホがあってもできることに制限がかかる。音楽聴きながら読書する。その結果集中できる。
シンプルに飛行機の状況を家や日常生活でも再現する。iPhoneなら機内モードにする。お風呂上がりや寝る前に読書する習慣を作りたい人は、お風呂入るまではスマホいじってOK。お風呂出たらずっと機内モードにする。もしくは家のWi-Fiを夜は落とす。
中毒作用が出てきちゃうんですけど、ブログ毎日書くとかと一緒で、30日~60日くらい継続したら全然問題なくなります。
1時間×30日=1ヶ月30時間
30時間あれば5~10冊くらい読める。年間で60冊です。年間60冊読む人は読書家じゃないですか。読書家になるために、風呂上がりにWi-Fiをオフにするルーティン化でOK。あとはシングルタスクで読書に集中する。めちゃくちゃ簡単だと思います。
- 大切なのは行動とセットでルーティン化する。
- ルーティンを日常に組み込むと習慣化できる。