【DaiGo】途中で投げ出さないヤル気を作る【これまで思考&これから思考】

シカゴ大学の研究で面白いことがわかりまして、僕らってモチベーションがあるときとないときとで、意識すべき目標の考え方目標に対する趣向の仕方、これを変えた方が良いよっていう研究、これを紹介したいと思います。

 

皆さんは「ご自分の目標を明確な目標を持ちましょう」とか、「自分の頭の中で明確に反映したいことを自分の目標を思い出して」とか、ああいうので自分の目標とか考え方を明確にしたほうが人間って成功するよみたいな理屈があると思うんですけど、どうでしょうか?成功したという経験ありますか?

あるいは、これ自分の目標を決めて貼っておいたら、それが逆にプレッシャーになっちゃって今日調子悪いからあんまり出来ないのにとか、あのモチベーションが湧かないのに大きな目標を立ててしまって、逆に自分が出した目標のせいで自分ダメなんだという自己嫌悪感が出来ない感が出てきてしまって、かえって自身が無くなっちゃって、「もうやめた明日からにしようみたい」にして、放り投げちゃうとかあるじゃないですか。

 

そうなんですよ!なぜか機械と同じように目標立てるんです!

 

同じように僕らのモチベーションが毎日あって、毎日同じ量を続けると思い込んでるんです。はっきり言って、イチロー選手みたいに、皆さんが習慣の鬼だったり、自分で決めたことを明確にでるような人間だったら出来るかもしれないですよ。凄い目標だって出来るかもしれないですが、普通の人はほとんど無理なんですよね。

 

ほとんどの人が実際はモチベーションのできる波が必ずありまして、それによってやる気が高いか、低いときに、進めるものが変わるんです。

なのに僕らは、それを自分が一番できるときのことを考える、あるいは一番できるときのことの大体人間て倍ぐらいのモチベーションを考えるんです。計画を立てるときって人間って不思議で、計画の万能感という言葉があるように、何でも出来る気がしてくるんですよ。本当に1日何十冊って読めるんだと思えば。でも実際はそんなことは人間はなくてモチベーションが簡単に上がらないし、むしろ下がるんですね。

 

人間的のモチベーション基本的にアップダウンがあります。

うまく行く時もあれば、駄目な時もありますけど、何が問題かというと、目標のアップダウンがある中で、高いところに設定するとどうなるかというと、モチベーションが高いときじゃないと達成できないんですよ。目標よりもモチベーション下がっているときって、絶望を味わうんですよ。絶望を味わうと、自分が頑張ろう何が出来るんだろうという考えがなくなっちゃって、アップダウンがあるんだったら、一番ダウンしまくったところに基準を置いて、そこから続けていきましょうと。続けていて、自分のモチベーションが保てるようになってきて、上下が少なくなるんですよ。少なくなってきたところで、ベースラインを上げていきましょうという目標でなはく、予測を立てましょう。

 

でもモチベーションが下がっているときは、なるべく下がったモチベーションを少しでも上げられたら、前に進めるようになると。

逆に上がっているときだったら、自分を前に進めるわけだから、それを加速したいと思いますよね。

 

これをやるためには、目標の見方を二通りに作る必要があります。

「こういうことしたいな」「こういう風にモチベーションっ持ってやりたいな」という目標を一個に定めてしまうと、一個は上に合わせたら調子悪いときに絶望を味わいますし、下に合わせる方が遙かに良いです。続けることが出来るんで。

下に合わせると、調子良いときに時間の無駄になっちゃうわけですよ。

じゃあどうすればこの両方、上がっているとき、下がっているときに着実に進む。この二つをとることをできるのか。

二つの趣向法を使うと、自分の目標を二つの考え方で捉えられるようにしておく。これが出来ると、今日すごいモチベーションが高いとき用の、趣向法を出来ると。

逆に下がってるときってのは、モチベーションが下がってるとき用の思考をやれば良いということが出来る。

 

シカゴ大学の研究で、魔法の様な自分の調子が悪いときには着実に最低限のこと進められるように、モチベーションが上がってきたら、より飛躍できるような思考法をご紹介します。

 

〈to day thinking〉という考え方と、〈to go thinking〉この二つがあるんですね。二つの考え方を身につけておく。それで、目標をちゃんと自分なりに見ると、二つの趣向法で見ることが出来るだけでもモチベーションが上がりません?

 

〈to go thinking〉【これから思考】

例えば本を100ページを読まなくてなはならないと言う課題があるとします。

40ページまで読みましたと言うときに、【これから思考】と考えると、あとどれくらいやらなくてはならないのかと言う視点を向けると。つまり、今100ページのうち40ページま出来てる場合、あと60ページ残っていると考える見方。

「自分がどれくらいやらなくちゃいけないのか」に目を向けるのが【これから思考】。

 

〈to day thinking〉【これまで思考】

どこまで自分がやり遂げたか、今までどこまでやってきたかこれに視点を向けるスタイル。

100ページある本があったとして、40ページまで読んでから、もう自分は今40ページまで読み終わったんだ。100%中40%まで読んだんだ。やり遂げたことに視点を向ける。

 

これ、実はどっちが良いとか悪いとかではなく、モチベーションに合わせて使い分ける必要がある。

皆さん普段どっち使ってます?プライベートと仕事によって考え方が違います。

 

ありがちなのは、仕事のときに、「よし30%終わったぞと!よしよし」とか思う方がいると思います。無意識に人間って、この二つの両方を使い分けているわけ。

で、これ基本的はじゃあ実験でわかったのって、多くの人が仕事にやりがちなのは、今までどれくらいやったか。どれくらい頑張ったことをみる【これまで思考】の罠に多くの人がハマっちゃっている。

 

【これまで思考】にはデメリットあります。

【これまで思考】をたくさん使う人、今まで自分がどれくらいやってきたかと言うことに目を向けがちな人ほど、目標も中途半端に終わらせてしまうと言うことがわかってるんですよ。早い段階で達成感持ってしまうんです。

だから、達成感持つために後半気が緩みやすくなるのがデメリット。

目の前の目標に関して、目が移っちゃうんです。

 

本だと、あとどんぐらい残っているなと考えて読むよりも、半分まで読んだんだと思うと、いったんしおりを挟んで、違う本を読んじゃったり漫画読んだりとかすることとが経験があると思うんです。やり遂げたことに向ければ向けるほど、人間ってのは気が緩んで来て、他のことに目移りしてしまう。

ただこれ、自分は全部【これまで思考】でやれば良いんだろう。【これから思考】でやればいんだろうという全ての人ってのは、これからどれくらいのことをやらなくちゃいけないということ残っているのか考えていけば良いと。

【これまで思考】は、どれくらいやってきたかということに目を向けるのは、馬鹿なことだと思っちゃう人がいるんですけど、実は使い分けが大事なんですよ。

 

この実験で分かったことは、最後までやり遂げようと思ったら、あとどれぐらいやらなくちゃいけないのと考える【これから思考】の方が勇儀だったんです。

 

前半戦の部分とか、やる気が出ないとき、どのモチベーションが湧かないなってときに、自分がやり遂げたことに目を向けると、「結構自分頑張ってきてるんじゃん」と。自分のモチベーションが低いときとか、【これまで思考】自分がこれまでどれくらいやり遂げたかということに目を向けてあげると、モチベーションが湧いてくる。

手を付けるモチベーションを作りたいんだったら【これまで思考】を使って、ここまでやったんだったらもうちょっとやろうかなと思わせることができる。

 

一方でモチベーションが高いとき、一気に最後まで終わらせようという場合には【これから思考】を使ってあげた方が走りきるやりきるモチベーションに当たる。

 

つまり、手をつけるモチベーションが湧かないときには、【これまで思考】を使ってください。

どこまでやってきたのかを考えることによって、もう少し頑張ろうとモチベーションが作れる。

やりきろうとやり切ってやろうと自分のモチベーションを更に上げようと思うとき、後半でやり切りたいという風に思う場合【これから思考】を使うとモチベーションは保ちやすいですよという話なんです。

 

まとめると、どうしてもやる気が湧かないときには【これまで思考】を使う。自分がやってきたことを考えてください。
一方で、やり抜きたいとき、完了させたいとき、モチベーションが高いとき【これから思考】を使って残っていることを意識した方が走り抜けやすい。

 

ちなみに人生でも使えます。

もし、「なんかやる気湧かないな。自分の人生なんだろう」と思ったときには、【これまで思考】を使ってください。自分が落ち込んで、自分の仕事なんか意味あるのかなっというときにはこれまで思考を使ってください。達成してきたこととか、人に感謝されたときのことだったり、自分が今まで続けることができた、成し遂げてきたことを思い出してください。皆さんの人生に対しての、【これまで思考】になるわけです。

こうするとやる気でないなと思っている自分が、過去のことを考えて【これまで思考】をやると、自分はいろんなことをしてきたから、もう少し頑張ってみようかなてやる気が湧いてくる。人生にも使える。

 

一方で、来年は突っ走って行くぞみたいなテンションが上がっているときは、未来について考えてください。【これから思考】を使ってください。

そうすると、夢に向かって独立したとき副業を始めたとか、自分の人生の中で、年収いくらとか起業しようと思っている。10%ぐらいのものと考えてください。あとやらなくちゃいけないことは90%残ってるんだと。年収2000万を越えようとか作ってあげると、自分の人生のプロジェクトだとあと90%残ってる可能性がこんだけ残ってるんだ【これから思考】をしてあげるとモチベーションが上がるわけ。人生レベルでも使えるので非常に使いやすい。

 

【これまで思考】と【これから思考】は目標を立てるときにも使えますので、お子さんに対しても使えますし非常にテクニックになってきます。

モチベーションの感じ方がかわります。

 

モチベーションをコントロールするための二つの趣向法をご紹介しました。

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