【DaiGo】アジア人のコロナ死亡率がやたらと少ない理由「コロナに効く食事」

新型コロナの死亡率を下げてくれるかもしれない食べ物が見つかりましたよということで、実はこれがアジア人の死亡率が低い一つの原因なるんではないかということで面白い調査がありましたのでこれをご紹介したいと思います。

 

一応生態学研究なんでどこまで楽しいのかっていうのはご自身の判断でお任せします。

 

結論から言ってしまうと、新型コロナの死亡率を下げるのに、実は発酵食品を摂るといいんじゃないと言う話が出てますよと言うこと。

 

当然なんですが発酵食品自体が体に良いので別にそんな発酵食品が実際コロナにどれ位効くかとか関わらず、発酵食品を普段からちょこちょこ食べるってのは絶対やっておいた方がいいわけですね。

 

例えば、発酵食品てのは肌を綺麗にしてくれたりとか免疫を調整してくれて免疫力を高めたりとか、メンタルが強くなったりとかコミュ障までを治すんじゃないのと言われてるぐらい発酵食品っていいんですよ。

 

発酵食品の話をすると「じゃあ納豆食いまくりますね」とか、「ヨーグルト食いますね」とか言う人がいるんですけれど、色んな種類を食べた方がいいので、例えば納豆食べたりとかキムチ食べたりとかヨーグルトも食べたりとかじゃないんですけど、色んな発酵食品をとったほうがいいです。一種類とかではなくて沢山の発酵食品を生活に取り入れた方がいいですよと言うお話。

 

腸内環境を整えることによって色んなメリットもあるので、コロナの対策としても使えるし、自分のメンタルを整えるため、あるいは肌の調子を整えるためにも使えますよというのがこの発酵食品のポイント。

 

こちらの研究はフンボルト大学が行った研究になっておりまして、発酵食品が新型コロナに効くと言うか、発酵食品を食べることによって新型コロナに対して強く人間はなるんじゃないのって言う研究なんですね。

 

研究チームがなんで発酵食品に目を付けたかというと、新型コロナの死亡率を調べてみると、国や地域によって違いが結構あるよということがわかった。

 

例えば、東アジアとか中央ヨーロッパとかバルカン半島とか、非常に死亡率が低い国っていうのがチラホラありまして、ヨーロッパの中にも死亡率が低い国高い国とかがあって、アジアの中にも死亡率が低い国高い国とかあって、日本なんか死亡率なんかはすごい低いわけなんですよ。これは別に発酵食品以外にも原因があると思います。

日本だったら医療が充実しているとか、他にも色々原因があったりとか。実はコロナに強い遺伝子がアジア人には持っているんじゃないのとか、BCGの摂取が相関してるんじゃないのとか、こういったところを調べてみたところ、死亡率が低い国っていうのは食文化として発酵食品を沢山食べる文化っていうのがある。

実際発酵食品の摂取量が多いという特徴がコロナの死亡率が少ない国の共通点として浮き彫りになってきた。だったら調べてみようということで調べたのが今回の研究になってくるわけなんですね。

 

当然なんですけれども、アジア諸国特に日本なんかは新型コロナの死亡率がやたら低いです。昔は日本人はカウントしてなんじゃないかと色々ディスられていたんですが、それも昔の話で、どうやら本当に死亡率が少ないんですね。今も東京でコロナの人数増えたワーっと言っているんですけど、そもそもウイルスは基本的に弱毒化していくんですよ。

なぜかというとウイルスも生き残らないといけないんで、あっという間に感染した人間を殺してしまったら、ウイルスも広がらないし、しかも途絶えちゃいます。宿主を殺してしまったら。基本的にウイルスの傾向としては、感染力は上がっていく広まるように。上がっていくんだけれども、致死性が高いウイルスっていうのはどんどん消えていくわけなんですよ。

なぜかというと、広がらないから。パッと死んで終わっちゃうんで。傾向としてある。

 

でも日本含むアジア諸国というのは、ヨーロッパに比べて死亡率は低いねというところで、「もしかして発酵食品を沢山食べてるからなんじゃないのと?」と考えたのが研究のベースになってくるポイント。

 

実際に過去にヨーロッパで行われた研究とかでも、発酵食品と死亡率に関する研究っていうのはコロナの流行より前から行われてまして、全体的な死亡率の低下と相関しているわけですよ。

そもそも発酵食品を食べてる国っていうのは、元々死亡率が低いわけですね。コロナに効いてるんじゃないの?っていうことを調べたのが今回の研究なんです。

 

実際にどういう風にしたのかというと、発酵食品の効果を調べるために欧州食品安全局EFSAっていうのがありまして、そこが作っている国民がどういう食品をどの位消費しているのかってことを調べてるデータがありまして、これを調べて見たところ、発酵させた野菜ドイツならザワークラウト、ピクルスとかマリネした野菜とかヨーグルト、日本の場合納豆とか韓国だったらキムチ色んなものがあると思うんですけど、ヨーロッパで食べられがちな発酵させた野菜、こういった発酵食品をヨーロッパの各国がどれ位消費しているのかということをデータに照らし合わしてチェックして、これが新型コロナの死亡率とそう考えられなかったのかデータをとったという。

誰でもできそうだったのに誰もやらなかったそんな研究なんです。

 

比べてみたところ、やはり発酵食品、特に発酵野菜に関するデータしか出てないんですけれども、発酵食品、発酵野菜の消費量が増えれば増えるほど新型コロナの死亡リスクが減少していくことがひさされたんです。

具体的にどれくらいかというと、発酵野菜の消費量が、1日1g増えるごとに新型コロナでの死亡リスクが35.4%も減少するというかなり驚愕な数値が出たわけですよ。1日10gも食ったら単純計算するなら350%減少するわけですよ。3.5分の1ぐらいのリスクになるみたいなざっくり考えると。

 

生態学的研究なんで、どこまで正しいかっていう問題もあるんですけれどもやっぱりここまでの差が出ていたら、発酵した野菜とか発酵食品を食べるっていうのは悪くないよねと。

発酵野菜がなんでいいのかっていうと、発酵食品に含まれている細菌とか腸内環境に対して野菜が持っている食物繊維がプラスに働くんで、食物繊維と発酵しているわけだから、腸内環境を整えるための細菌を両方取れるのが発酵野菜なんですよ。

どうせ取るんだったら発酵野菜の方がいいと思います。

 

さらにこの研究は一歩踏み込んでいまして、発酵してる野菜の種類ごとの死亡率の違いも調べているんですけれども、偏りがありますヨーロッパなんで全ての野菜を発酵させて食べているわけではないので。

例えば、ブロッコリーとかカリフラワー、キャベツを発酵させたバージョン。ほうれん草、きゅうり、レタス、トマトとか色んな食品を比べたところ、どうやらキャベツときゅうりが発酵している食品がどうやらいいんじゃないのということがひさされている。ある意味キムチが最強かもしれないですねと。

キャベツときゅうりの消費率が国民平均で1日当たり1グラム増えることに新型コロナの死亡リスクが11分の1になるわけです。

だから発酵食品を食べるというのと同時に、キャベツときゅうりを食べると、より効果が出るかもねとこの研究からわかるところ。

発酵食品として食べても勿論いいですけれども、発酵してないキャベツときゅうりでも効果があるそうなんです。

キャベツときゅうりをサラダで食べるようにしたり、キムチを食べて納豆なんかを入れてみたりして発酵食品と野菜を積極的に摂取することによって、コロナの重症化のリクス、特に死亡リスクを減らすことができるので是非皆さんが実践していいし、親御さんに言ってやってみるのもいいんじゃないかなと思うわけです。

実際発酵食品自体はデメリットは殆どないので、取っていたほうがいい食材なのでコロナに関わらず取っておいた方がいいんです。発酵食品を取るモチベーションにもなりますよね。

 

じゃあ「なんで発酵食品が発酵野菜が新型コロナに効くの?」っという話なんですけれども、一応免疫力が上がるんじゃないのと話もあるんですも、専門的な話をすると、発酵野菜に含まれている乳酸菌がNRF2っていうものの協力的な活性化因子として働くんです。NRF2って何なのかというと、活性化するとAT1Rをブロックしてくれて、コロナに紐帯に結合するのを防ぐんです。コロナが結合しないと何が起こるかというと、酸化ストレスが減少して、肺や内皮の炎症損傷という症状を防いてくれるんじゃないかと一応想定されている。

NRF2というのは体内の酸化を防いでくれたり、炎症を防いだり、細胞を保護するのに役に立つ転写因子なわけです。遺伝子の働きを制御してくれるタンパク質のことを転写因子と言うんですよ。

だから発酵食品てのはこの働きがあるので、アンチエイジングにも効くだろうし、こう言ったコロナとかの重症化リクスを抑えるためもの効いてるから発酵食品って凄いよねってことがわかってると。

NRF2は、炎症を抑える働きもありますので、アンチエイジングとか肌とか老化だったり、あらゆる病気を予防するためにも発酵食品というのは使えるという可能性があると。

 

今回の研究なんですが生態学的研究であることと、ヨーロッパのデータがベースなので納豆とか豆腐とか漬物みたいな日本独自の発酵食品で同じ効果になるのか調査の余地がある。同じだとは思いますけどね発酵食品でそんな違いはないと思うんで。

 

今回のデータでキャベツ最強みたいなお話をしてしまったんですけど、一応発酵キャベツってのは乳酸発酵したキャベツを食べる文化がヨーロッパにはあるので、日本で言う納豆、豆腐、味噌みたいなものに相当するのがザワークラウトなんですよ。

だからキャベツ最強みたいなデータになってるんですけども、元々食べる量が多いのでそういう意味でいうと発酵食品は一般的に色んな種類を取るという戦略がいいと思います。

キャベツに絞らなくてもいいし、自分の好きな発酵食品をなるべく色んな種類を日常生活に取り入れるのがいいと。

 

いずれにせよ発酵食品はコロナ以外にも色んなメリットがあるので、食べない理由はないよねという話でデメリットもないのでご紹介しました。

 

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