【DaiGo】タバコをやめられない人の意外な正体をピックアップ

禁煙って難しいですよね。一回タバコを吸ってしまうと依存の度合いが重度の場合は、薬を使ってやめるか、認知行動療法というものを使ってやめるというのが一番の近道だと思うのですが、それでもやっぱりやめずらい。

じゃあ何で人間はタバコを吸うのか。人間てどういう時に吸っちゃうのか。スパッとやめる人もいるじゃないですか、俳優さんでも、役作りの為にタバコを吸うとか、役作りが終わったらスパッとやめるとか。ちょっと吸ったら病み付きになって吸い続ける人もいますよね。

どういう違いがあるのか?

実はこれよく感じる感情の違いなんですよ。特定の感情を持ちやすい人っていうのは、特定の感情を持っている時、喫煙者、喫煙経験者だった場合タバコを吸いたくなっちゃうと。その感情の罠を上手に回避できたら禁煙も出来るんじゃないか。

僕らがなぜタバコを吸いたくなるのか、どうやったらやめられるのかという知識をご紹介していきたいと思います。

 

よくイライラするとタバコ吸うとかいうじゃないですか。やる事ない時にタバコを吸うとか、色んなですねタイミングでタバコを吸うという方が多いのですが、ハーバード大学の研究によると、4つのテストの実験を行ってるんですが、これによってある感情がタバコを吸うという行動を誘発しているらしいということを調べてくれた。

それは、悲しみです。ネガティブな感情悲しみを感じやすい人ほど、タバコに手を伸ばしてしまう確率が上がるし、悲しい感情になるほどタバコを吸うんじゃないの?と記されたと今回の研究なんです。

 

例えば20年間に渡って、1685人を対象にアメリカのアンケートデータを分析してみると、普段から悲しみの感情を沢山感じる人ほど、一旦禁煙に成功しても、10年とか経ってから喫煙を再開してしまうということが傾向としてあった。タバコを吸う人っていうのは、悲しい感情をキーにしてまた喫煙者に戻ってしまう可能性があったわけです。

 

2つ目の実験では425人の喫煙者を集めて三つのグループに分けた。

人生のパーナーを失った人の姿を写した悲しいビデオを見せた場合、工作ビデオを見せた場合、汚いトイレを映した不快になるような映像、どういう風に喫煙に対する衝動が変わるのか。その結果、悲しい気持ちになった参加者のみ喫煙の欲求が高くなってた。イライラするとタバコを吸いたくなるってのは怪しくて、イライラというより悲しみネガティブな感情にさらされた時に吸いたくなるんじゃないかと。

 

3つ目の実験は約700人の参加者で今までの人生の中で味わった悲しい体験、普通の体験に対してエッセイを書くということを指示した。後でアンケートを取ったら、悲しい体験を思い出したグループの方がタバコを吸いたくてたまらなくなった。

 

最後の実験では158人の喫煙者を8時間禁煙させます。その上で悲しいビデオを見せた場合と、普通のビデオを見せた場合、悲しいビデオを見たグループはその後の喫煙量も増大したわけです。

 

つまり僕らっていうのは、悲しみの感情に触れるとタバコを吸いたくなっちゃう。我慢していることを我慢出来なくなっちゃう可能性が高くて、さらに、タバコを吸ってしまった場合喫煙量ってのは、悲しみの量に比例して吸う本数が増えてしまう。

悲しい人ほど禁煙が難しいし、再度喫煙してしまう可能性があるし、悲しみの深さが深い人ほど沢山の量を吸ってしまうかもしれないと。

つまり悲しみの感情はタバコを沢山吸わせてしまう。もっというと、タバコを吸ってやめれない人っていうのは実は、寂しい人、悲しい人なんじゃないかと。

 

面白いのがその他のネガティブな感情、イライラ、不安、嫉妬っていうのは喫煙とは壮観がなかった。イライラするとタバコを吸うっていうのは、イライラの中に混じっている悲しみがスイッチになっているじゃないかと。

 

今までの考え方だと怒り悲しみ嫌悪感とか色んな感情が、タバコに限らず色んなものに対する依存を引き起こすと言われてたんですけど、実際悲しみの方が大きいんじゃないかと。当然悲しみ以外の感情もキーになる場合もある。

 

やっぱり禁煙しようと思っている人は、ネガティブな感情を感じないで済むような時期に禁煙を始めるとか。悲しみを感じたらどうするかとか、悲しみを感じた時に運動するとか、誰かに相談するとか、自分の中でのストレス対策を悲しみ対策をしていた方がいいのではないか。

 


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