【西野亮廣】新型コロナウイルスよりも恐ろしいもの

友人から相談事が多く、人を集めることで商売をしている人達だから、新型コロナウイルスによって収入源が減って、挑戦が続けられなくなる。夢を追いかけることが難しくなっている。

今売っているものが売り物にならなくなった場合、僕たちは何を売っていくことになっていくのだろう?

今これで売り上げが作れないなら仕方がないこっちで売りげを作ろう。といった調子で瞬時に切り替えて、新型コロナウイルスによる影響というものがさほど受けていません。

顕著に出たなというのがクラウドファンディングが身近にある人と、クラウドファンディングを否定し続けた人で明暗がくっきり別れた。

身を守ってくれるのは、選択肢の数で知らないものだとか知らない文化を脊髄反射的に否定し続け、選択肢を捨て続けてきた人が、今かなり苦しい局面に立たされている印象。

でもって、この歴史は必ず繰り返される。新型コロナウイルスが落ち着いても間も無く不景気がやってくる。その時にまた、お客さんがいないとか、ものが売れないっというものがやってくる。来るか来ないかじゃなくて、確実に来るんですこの日が。

だから今のうちに、きちんと学んできちんと備えておきましょうとずっと言っているんですが、それでも学ばない人がいる。

クラウドファンディングなんて詐欺に違いない!」みたいな感じて耳を塞いでしまう。これは新型コロナウイルスよりも遥かに恐ろしい病です。

生き延びるために、臆病さっていうのは必要なんですけど、身を潜めている間にやらなくちゃいけないのは、用意です。

臆病で身を潜めたは良いものの、身を潜めている間の食料も用意していないし、打って出る時の戦略も用意していないとなると、これは飢えて死ぬだけなんで、せめて情報は仕入れておかなくちゃいけないと思います。くれぐれも自分からシャッターアウトするような真似だけは絶対にしない方が良い。

「聞かない奴は知らない!」「自業自得だ!」っていうことは言いたくない。ここだけは言いたくなくて、誰かを切り捨てるようなことはしたくない。するのは簡単。自分たちだけで先に進もうよってのはしたくない。

だからもう誤解されても良いからこういうやり方があるよと同じ説明を繰り返していこうと思う。

 

僕のオンラインサロンでは次のステージに進んで少し複雑性が増した。仕掛けることが難しくなった。

これまで西野がやっていたことは、スポンサーはどうだっていい、事務所もどうだっていい、テレビ局もどうだっていい、出版社もどうだっていい、とにかくお客さんを捕まえることだということをやっていたんです。

このクラウドっていわれる大衆を味方につけてしまえば、自由気ままにアプローチが出来るじゃないかってことでずっとやってきたが、それが成長期から成熟期に入って、次のステージに入ったんです。ここから難しくなり、複雑性が増したと。

ただここでまとめた内容っていうのは数年後世の中に確実に出てくるんです。僕が絶対に出す。

「ん?」と思うかもしれない。だけれどもすぐには否定せずに耳を傾けていただいきたい。その上での否定は構わない。

まずはきちんと咀嚼してから飲み込むか、ペッとして頂いて結構です。

 

綺麗事に聞こえるかもしれませんが、みんなで前に進みたいなと思います。

そのために願い、行動していこうと思います。

要するに否定する前に一回だけ話を聞いてね。

 

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【西野亮廣】奪う貧乏人と与える金持ち

真っ先に目先の利益を取るやつ馬鹿だよね。結構皆さんの周りにもいると思うんです。ちょっと待てば巡り巡って大きのがその先に待っているのに、目先の利益を取ろうとするものがいる。

これは言語化されていて、真っ先に自分の利益を優先する人のことを”テイカー”という。

打ち上げの食事をちょっとケチって食費を浮かせて自分の懐にお金を入れるみたいな、こういう人がテイカー。

一方、惜しみ無く与える人は”ギバー”っていう。

整理するとパイを取り合おうぜ、奪い合おうぜという人はテイカーで、パイをデカくしようぜという人はギバー。

つまり、打ち上げの食事を贅沢豪華にして、とにかくここにいる人に満足してもらおう。でそこにいる人みんなが、「ありがとう」って言ったら、またいつかその人達が別の形でお礼をしてくれるかもしれない。

そっちの方がそん時にみんなにお礼をしてもらった方が、打ち上げの食事を削って財布に入れた物よりも大きい。この考え方がギバーの人は体に染み付いている。

言語化しないまでも、体に染み付いてるんでパイをデカくしてもいいじゃんって細胞レベルで反応している感じの人。

 

あくまでも一般的にお金持ちの人と、小金持ちちょっと普通中流の人と、貧乏人というこの3種類のタイプの結果があったとして、お金持ちはギバー普通の人はテイカ貧乏人はギバーなんです。ギバーはお金持ちにもなれば、貧乏人にもなる

お金持ちのギバーと貧乏人のギバーの違いとは?

これも答えは出ていて、自己犠牲型か、他社指向型か。

自己犠牲型というのは、つまり自分が犠牲になってもいいからとにかく与える。こういう人はテイカーの食い物になってしまう。獲物になってしまう。基本的には貧乏になってしまう。

 

他者指向型というのは、付き合う相手がテイカーだな思ったら距離を置いてしまう。自分が損をするとわかった瞬間に与えない。

 

ここが非常に重要です。

ギバーであればいいということでは決してない。相手がテイカーだった場合、距離を置かなければならない。

 

イカーっていうのは、世の中の人ほぼテイカーだと思うのですが、テイカーはやめた方がいい。道徳的にやめた方がいいのではなく、利益が欲しいんだったらここ待ってパイデカくした方がコスパがいいから、そっちにいけよ。

今テイカーっていうのはシェアされてしまう、広まってしまうと、テイカーは奪うお仕事だから次の奪い続けられる人を探し続けないといけない。休めない。

加えて他者指向型のギバー、つまりお金持ちのギバーからは、距離を取られてしまうので、テイカーはどこから奪うかというと、貧乏人のギバーからしか奪えない。つまりそもそも奪える量が少ないところから奪うしかない。こういうサイクルに入っているのでコスパが悪いからやめた方がいいと思います。

 

他者指向型のギバーになるには育ちもありますが、経験が必要である。訓練が必要である。パイを大きくすれば、得をしたという経験が非常に必要だと。ここをやっぱパイをデカくした方がいいなと体が覚えてしまったら、勝手に他者指向型のギバーとして動けるようになるので、まずは経験が必要である。やってみなくちゃわからないっていうところに行き着くと思います。

まとめ

お金持ちというのはギバーである。小金持ちはテイカーである。貧乏人はギバーであると一般的には言われている。

今回のタイトル「奪う貧乏人と与える金持ち」なんですが正しくは、奪う貧乏人て変だなと思うんです。奪っていたら貧乏にはなっていないじゃないですか、奪う小金持ちと与える金持ち。プラス与える貧乏人っていうこっちがタイトルとして正しいと思うのですが、何でこんなタイトルにしたかというと、あらゆるものがシェアするみんなで分けようねという時代に入ってきて、何となくみんなの中で、他者指向型、つまり相手がテイカーだった場合に距離を置く人の割合が増えた感じがするんです。

誰とシェアしたいかという話になってきているので、気持ちいい人とシェアしたいなという。

昔はSNSみたいなものがなかったらから、そいつがテイカーであることは広まらない。でも今は広まる。他者指向型の人が増えた感じがして、距離を置く人が増えた感じがしていて、テイカーは食い扶持を失っている。

なので奪う貧乏人、つまりテイカーである貧乏人とタイトルにさせて頂いた。

 

整理すると、やっぱり持っておかないといけないのは、他者指向型であれ

相手がテイカーだった場合、距離を置くことが非常に重要で、これが成功するための一つの要因である。

距離を置くをやった上で与えるということが非常に重要。与えるということは正確ではなくて、先天的なものではなくて、後天的なものであるというのが自分の結論。

与えて、与えて、与えて、得をした」という経験をしているか否かで大きく変わってくる。

まずは与えてみるっていうことが重要。その上で、どうなったという検証をするということが重要。

 

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【西野亮廣】結果の出し方

ボイシーのコメント欄から相談を選んで発表したいと思います。

 

周りの期待感や人気が出るかなど作品を作っているときに、プレッシャーに感じて自分の納得いくものが作れないときはありませんか?私はよくそういう気持ちになってしまい、絵が描けなくなってしまいます

 

仰ってる意味が凄くわかって、キングコングだったら漫才書かないといけないし、自分個人になってきたら絵本作らないといけないし、絵本のストーリー書かないといけないし、映画の脚本を書かなきゃいけないし。

物を作っている以上、自分がやりたいことと、お客さんが求めていることは、必ずしもイコールではないし、作り手はどこで折り合いをつけることがついて回る。

でプレッシャーで言うと、絵本の一つとっても自分の絵本っていうのは本当にたくさんのスタッフが絡んでいて、スタッフのご家族の生活が絡んでくるし。そうすると、「もう僕が絵本描けない」って言ってしまうと、色んなものがストップしてしまう。色んな方の生活に支障がきたしてしまう。プレッシャーでしかない。

人気が出ないと僕の絵本が売れなかったら、自分一人が貧乏する分には構わないけど、何百人のスタッフが貧乏してしまうと僕は辛いので結果を出さないといけない。期待も答えないといけない。

それなのにも関わらず、思いつかないときがある。筆が進まないときがある。こっから僕は絞り出して、「耐えた」という状態。

規模は違えど、全てのクリエーターさんがこの状態であると思います。

 

僕からアドバイスするなら、衝動で最後まで走り切れることなんて稀で、殆どが「これ面白いかも」「あれこれ自分がいいと思っているだけで、どうなんだろう」どっかで勢いが止まってしまう。

だいたいその衝動みたいなものは長持ちしない。

結論として、やっぱり作品っていうのは、書き切らないと書く体力がつかない。ここに尽きると思う。凄い辛いし、全然違うのかなと思えたとしても、それでもゴールテープまで走り切る癖を付けておかないと、”何とかする力”みたいなのが身に付かない。

プロでやっていこうと思ったら、気持ちが乗らないときでも作品は出さないといけない。

いいアイデアが出なくても締め切りはあるし。最後自分を助けてくれるのは、何とかする力

30点の物を80点くらいまで、上げてくれるその力。

そこっていうのは、走り切らないとその体力っていうのは、つかないんだよね。

だから絵かけないと思っても、離れちゃいけないんだよ机から。それでもやるっていうことだと思う。

走り切ってようやく身に付く力だと。

 

オンラインサロンで僕、毎朝記事を投稿しているんです。

ブログとかTwitterとかFacebookとかと違って、オンラインサロンの記事って有料だから、それこそ結構なプレッシャー。

「今日はどんな記事を投げて来るんだ」と期待しているんです。プロだから90点は出さないといけない。

そんときに決めているのは、毎日書く。毎日書き切る。そのうちに、何とかする力が身に付く。

オチはまだ見つかっていないけど、走らせているうちに、良いところに落とせるかも。

 

なので相談の答えとしては、走り切ってください。

毎日走り切って何とかする力を付けてください。

毎日走り切る癖を付けてください。

 

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【西野亮廣】話を伝えるときに気を付けなきゃいけないこと

まずは自分のことをお話しします。

僕は漫才師としてデビューし、今は本を書いたりオンラインサロンで文章書いたり、週に12回講演会をしていますが、デビューから一貫して自分が売っているものは何かというと言葉なんです。コンテンツは言葉、コミュニケーションであると。

で、これを売って今まで来ているので結構な言葉のプロだと思うんです。

要は言葉が伝わらないと、話にならない世界で生きている。漫才にしたって本にしたって喋る僕がいて、お客さんがいて、お客さんに話が伝わらないと、僕はそもそも生活が出来ない。そういう環境で生きていてちゃんと生きてこれているので言葉を使うのは結構得意な方だと思います。

 

まず大前提として、面白い話を出来るかどうかって言うのは才能ではなくて気配りである。ここに尽きる。

逆に言うと、気配りが出来ない人はいつまで経っても面白い話なんか出来ないし、人に伝わる話なんか出来ない。

で、話を伝えるときに気を付けないといけないこと、大きく二つある。

 

①自分に許されたプレゼン時間を見極める。

 

僕はこの仕事をしているので、プレゼンを受ける機会が多いんです。「こんなサービスしようと思っているんです」とか、「もし良かったらご一緒できないですか?」って言う。

まずプレゼン時間が長い時点で、仕事のパートナーとしては組まないです。やっぱりその人は自分のことしか考えれてなくて、相手の時間を奪っているっていう自覚がない。この自覚がない人に、相手はどうだっていいと思っている人に良いサービスなんか作れるわけないし、良い表現者になれるわけがないんだから。

要は自分本意である。

相手のことを全く考えていない。優しくない。プレゼン時間が見極められていない人は優しくない。

まず一つ目は、自分に許されたプレゼン時間を見極める。ここが見極めれてないと、どんだけ素晴らしい内容であろうが、どんな素晴らしいアイデアであろうが、ここをミスってしまうと伝わるものも伝わらない。

 

②自分が話している相手が、文章を単語で切り取る単語脳の人なのか、それとも文脈で切り取る文脈脳の人なのか、見極める必要がある。

 

例えば、単語脳の人だったら強めの言葉をチョイスしたらダメ。

先日ダウンタウンなうに番組に出させて頂いたときに、ダウンタウンの松本さんがふざけたことをお話しされて、突拍子もないボケを放り投げてきたときに、僕が「アホなん」て返すんですね。前後のやり取りの中にここでの「アホなん」て効き目があるんですけれども、単語脳の人だったら、この「アホなん」って言う言葉だけを切り取ってしまって、先輩に対して「アホ」とか言ってはダメだと思います。って反応してしまう。別に単語脳の人が悪いとか、嫌がらせで言っている訳ではなくて、それはそう言うタイプの人であるという。

 

相手と話が上手いことできないって考えたときに、もしかすると単語脳の人に対して文脈で話してしまっている。ここ気を付けないといけないですね。

逆に文脈脳の人だったら、筋道さえ通っていれば過激な言葉が入ろうが問題ない。その代わり筋道は徹底的に通す必要がある。

 

相手が単語脳の人なのか、文脈脳の人なのか。単語脳の人には単語脳の話し方をしなくてはいけなくて、文脈脳の人には文脈脳の話し方をしなくてはいけない。

 

まとめ

 

面白い話ができるかどうかは才能ではなくて気配りである。

気を付けないといけないことは二つ!

①自分に許されたプレゼン時間を見極める。

②相手が単語脳の人か文脈脳の人なのか。

 

この二つを気を付けて見てください。

 

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【西野亮廣】PDCAを回している会社はヤバイ!

PDCAっていうのはそれぞれ言葉の頭文字を取ったもので、

P…Plan  計画

D…Do           実行

C…Check    評価

A…Action    改善

これをひとまとめにしたのがPDCAだと。会社はよくPDCAを回せと。

 

例えば、企画書を書いて実際にやってみて反応見てここが違うなって改善する。また企画書書いて運営やってみて反応見て改善するという。失敗を繰り返さない為のフォーマットであると。なるべく大怪我しないように、大事故を起こさないようにしようねって。

 

結論としてPDCAを回している会社はヤバイのは何故かというと、大前提で、今の会社サービス提供者全般が基本的に機能で差別化を測ることが非常に厳しくなった。

どのラーメン屋行っても美味しい。インターネットが普及している中で、コピーというのが簡単になって、全てのサービス業のクオリティーが上がってどのラーメン屋さんに行っても美味しいとなって、機能で差別化を測ることが極めて難しくなってきた。じゃあ、生き残る為に選ばれるためには、ファンを作らないといけない状態になってきた。

 

PDCAの問題点として2

正解が多すぎる。成功が多すぎる。

つまり安くて美味しいラーメン屋が多すぎ。隣の店も安くて美味しくなってしまっている。みんなが正解を出している、正解を出すことに価値はないから、正解を出すフォーマットがあんまり価値がない。PDCAは正解が多すぎる時代に正解を出すと言うフォーマットだから、あまり褒められたものではない。

 

一番の問題点は、Pから入っている。プランから入ってるから失敗しない。

PDCAって言うのは失敗を繰り返さない為のフォーマットであるから当然失敗しない。失敗しないって言うのが、つまるところファン離れを起こしている。

人は何に反応するかと言うと、物語に反応する。

仕事がうまくいっているときは入会者は増えなくて、上手くいこうが失敗しようが挑戦するときは会員数が増える。立て直すときに視聴率が発生してファン度が加速する。挑戦することに意味がある。

失敗を繰り返さない為のフォーマット、Pをぶ厚くしすぎると、成功するんだっていう風にとられて、応援する余白がデザインされていない。ここが今の時代に合っていない。ファンを作らないといけない時代に、失敗を繰り返さない為のフォーマットを当てはめるのは完全に矛盾している

言葉を変えると、ファンを作らない為のフォーマット

ファンを作らないと生きていけない時代に、ファンを作らない為のフォーマットを提供してしまっている。これが矛盾している。

 

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【西野亮廣】実験をする時間を作って、手札を増やす

今日は実験をする時間を作って手札を増やそうというテーマでの話なんですけれども、ボイシーのコピペをしている僕のYouTubeチャンネルが実験なんですね。

こういう声が沢山届いていますという話をさせて頂いたんですけれども、今でも時々「西野さん再生回数を伸ばしたかったらこうした方が良いですよ」といったアドバイスを頂戴するのですが、そんなノウハウどうだっていいんです。

またそれは負け惜しみなんじゃないの?とか意識してるんじゃないのって。それはどうでもいい。

なぜなら、そのノウハウっていうのは既に結果が出ているものだから、その方法をなぞった所でデータが取れないんですね。

ビジネスをされる方は、お金と目先のお金とデータを天秤に掛けた方がいいと思う。データという言葉が難しかったら、話のネタという言い方で。

例えば道が二手に別れていて、右は時給1000円の仕事が転がっている街に確実に着きますよというアドバイスを貰って行っちゃうと、僕の収入は時給1000円ですよね。

でもその別れ道をみんなが進まなかったら、左に進んでその先にある話のネタを拾って引返して右に進んだ人に、その話のネタ1時間を3000円で話してあげる。この場合お金とデータはデータの方が高い。

僕らは自分の時間を切り売りして働く以上、ここを考えないといけない。ノウハウをなぞった方が価値があるとか、誰も調べようとしないデータを拾いに行った方が価値があるのか。

YouTubeを実験としている以上、僕は徹底的に後者なんですね。

つまり誰も調べようとしないデータを拾いに行った方が、価値があると思っている人間です。

僕のYouTubeチャンネルではやらないと決めていることがいくつかあります。

・運営に1秒もさかない。

・編集をしない。

・サムネで釣らない。

・コラボしない。

・動画を作らない、届けない。

 

全部答えが出ていること。これをやるのはYouTuberでいいと思う。

僕はメイン収入をYouTubeに置こうとしているわけではないので、収益は半分吉本興業で、残りは絵本や被災地に寄付するんで、欲しいのはデータです

こうしたら失敗したっていうのが手札になるのでこれが欲しい。

それを時々オンラインサロンの中で提供する。その瞬間、ノウハウをなぞらなかったことがノウハウをなぞった以上の利益を生んでいる。

 

昔に比べて未来予測が難しくなってきた。この先に持っておいた方がいいのは何かと言うと手札です。別の言い方だと選択肢の数です。イレギュラーな球が来ても打ち返せるように研究しておく必要がある。日々の実験を繰り返さないといけない。

①実験で収益化しようとしない。

②実験が続けられるだけの収入を確保する。

 

自分が働ける時間が10時間あるとする。生活していくのに必要なお金は8時間の労働で確保できるのであれば、残りの2時間を実験に使う。そこで得た選択肢が次の時代を生き延びる剣になればそれは安いもん。

 

まとめ

一週間のうち3時間だけ、一度実験をする時間を作ってみてください。その実験は収益化しなくていい。収益化を目指しちゃダメ。

サムネはこうしようとか考えることは、データが取れないから意味がない。収益化しようとすると実験にならない。

実験の目的っていうのはデータを取ることだから。

そのデータって言うのは、予測不能な未来をうまいこと乗り切るための剣になるので、今はそっちを取りに行った方がいいと思う。

 

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【西野亮廣】一次情報にアクセスしろ

ビジネス系YouTuberという仕事を教えてくれる方の番組を観させて頂いているんですが、時々「おや?」という間違えているところがあります。これが微妙なところなんですけど、はなから騙しにいっているものってあるじゃないですか。

例えば、オンラインサロンで安定した収入を得る方法みたいな。お前が出来てないのに何を教えられるんだよっていう。

オンラインサロンセミナーを出来る人間っておそらく日本で4、5人もいないと思うんですね。殆どの人上手くいってないんで。

もっと言うとオンラインサロン運営っていうのは、ノウハウで突破出来るわけじゃないんで。嘘臭いなって思うところなんですけど、どっちかというと結果が伴わないと思うので詐欺に近いと思う。

視聴者さんのことを本当に考えて真面目に情報提供してくださっているYouTuberさんの情報が間違っていたりすることってあるんですね。

そういう場面に出くわすとつい「そうじゃねえよ」と言いたくなっちゃうんだけれど、もうちょっと踏み込んで考えた時に、正しい情報だけが詰まった番組を見るかっていう問題がありますよね。

 

YouTuberさんの気持ちの整理としては、詳しいことはご自身で調べてね。

これは今この段階では説明しなくてもいいなとか。面白みが減っちゃうから飛ばそうかなとか、今は興味を持ってもらう段階なので例外は飛ばしちゃおうとか、編集をしながら喋っているので表に出る成り合いとしている人間の発言っていうのは、話8割ぐらいで聞いておいて方がいいと思います。

 

そんな中でも唯一信用できる情報って言うのが、一次情報です

つまりご自身で体験されて得た情報。その人の体験談。

僕、西野がこうして~こうなりましたって言う話は、再現性があるかはどうかはさておき真実じゃないですか。

以前、本を出した時に秋元康さんがコメントで、

西野亮廣は惜しげも無く手品のタネを教えてくれている。ただ西野亮廣は天才的なマジシャンだと言うことを忘れてはいけない」という言葉を下さった。

僕が言っているのは再現することは出来ないけどタネは教えるねって言うスタンス。

これが一次情報。この一次情報って言うのは信用していいと思う。

ビジネス系YouTuberさんには、チャンネルをみる側の心得として、この人は自分の体験談を一次情報を話しているのか、それとも本とかで得た知識二次情報を話してくれているのかと言うフィルターは持っておいた方がいいと思います。

一次情報か二次情報喋っているんだっけって考えずに話を聞いてしまうと、誤った情報をそのまま鵜呑みにしてしまうことがある。

別に二次情報が悪いって話しているんじゃないですよ?本で得た知識を否定してるわけではないですよ。

二次情報だなと思いながら聞いた方がいいですよ、ここの整理をしておかないと厳しいかなと。

 

コピペのコピペをした情報が多くなってきているので、魅力的な発信をしている人にアクセルが集まるので編集が濃くなっていく。

色をつけてくれる発信している人にアクセスが言ってしまうので、正しい情報から離れてしまう。

 

なので情報を受け取るときは、一次情報なのか、二次情報なのかきっちり整理して把握してから受け取った方がいいと思います。

 

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