【マコなり社長】メンタルが壊れる「危険な考え方」ワーストをピックアップ

第5位 一事が万事 悲観的に考える人

これはどういう事かというと、「たった数回の失敗をしただけできっと未来の自分は失敗する」「自分は能力がない劣った人間なんだ」と絶望してしまう人のことです。

まず前提として、人間というのは起きてしまった事実に対して理由を求める心理法則があります。これ面白いのが、目の前で起きた事実が99%運のみで起きてしまったような事にも関わらず「それは何かしら理由があるはずだ」と考えてしまう。

例えばあなたが仕事でお客さんに最高のプレゼンテーションをして、「これは絶対受注してもらえる」と確信できたとします。でも、たまたま相手方の最後の検討会議で社長が前日に奥さんと大喧嘩していて、その日めちゃくちゃ機嫌が悪くて「導入するのはやめよう」と決めてしまったとします。この状況だと誰がやっても受注することは出来なかった訳ですけど、きっとあなたは「自分の何が悪かったんだろう?」って考えてしまいますよね。「自分に何か問題があったのか」と考えること自体は問題ない。仕事・人生というのは天気と同じで、どうしようもない変数というのは必ず存在します。だからこそ自分が出来る事だけにフォーカスしていく、自分が何が出来るのかを考える。これはいい事ですよね。7つの習慣の「主体的に動く」に近いものがあります。ただメンタルを壊してしまう人の考え方は、この「主体的に動く」とは似ているようで全然違います。主体的に動く人は、「失敗から学んで次どうやったら上手く出来るか」ってことを前向きに考えて行動していく事ができます。

 

第4位 ネガティブラベリング

これは一体何かというと、自分にわかりやすいネガティブなレッテルを貼ってしまう人のことです。これをやってしまっている人は間違いなくメンタル壊しやすい。自分自身の長所と短所を自覚すること自体はいい。問題はその比率です。メンタルを壊してしまう人は、自分の長所が見えなくなってしまうほどに短所のラベリングがべったりとされてしまっている。自分は頭が悪い、仕事を覚えるのが遅い、人と話すのが下手、容姿が悪い、ミスが多い、みたいな感じです。どうでしょう?あなたは自分に対してネガティブなラベリングをしていませんか?

 

第3位 空気を読みすぎてしまう人

気を使って、ただ空気を読むだけならいいですよ。問題はすぐ他人に対してネガティブな判断を下してしまうこと。

例えば仕事で完成した資料を持って行った時に、上司からちょっと指摘を受けただけで、自分はあの人に「使えない奴だ」と思われていると判断してしまったり、食事の席なんかで自分が行ったことに対して、周りがどう思うか気にしすぎて何も言えなくなってしまったり、こう行った空気の読みすぎ病にかかると、人と話すこと全てがストレスになる。

 

第2位 完璧じゃないと0点だと考える人

実は頭が良くて競争社会の中でずっと上位で来た人ほど陥りやすい。営業成績一位を撮り続けないと納得いかない、プレゼンでちょっとでもミスがあるとそんな自分を許せない、こう行った完璧主義すぎる性格は、おそらく幼少期からの家庭環境に原因があります。すごい厳しい家庭だったんでしょうね。少しでもミスがあると怒られたはずです。ちょっとでもミスはしてはいけない、という圧力がかかった家庭環境で育つと、大人になっても常に「失敗してはいけない!」という恐怖観念を持つようになる。「真面目な人ほど鬱になりやすい」と言われるんですよ。

 

第1位 人に頼るのは悪だと考えている人

何か仕事でわからないことがあった時も、上司だったり同僚に頼らず自分で抱え込んでしまう。心の中にずっとモヤモヤがあるのに、誰にも相談せずに抱え込んでしまう。そういった考え方をしてしまっている人は、一人で解決できない問題に直面するたびにどんどんストレスを抱え込んでいってしまう。あなたは仕事やプライベートで悩んだ時に、人に頼れていますか?人に頼るのが苦手な人はどうやったら克服できるんでしょうか。「なぜ人と組織が変われないのか?」というハーバードの研究結果をまとめた本があります。この本すごくオススメなんですけど、人がなかなか変われないのは「間違った固定観念」を持っているからだ、と結論づけています。これまでの話でもそうなんですけど、何か自分を変えたいと思ったら自分の中にある固定観念を明らかにしないと始まりません。人に頼るのが悪だと考えてしまっている人は、おそらくこんな感じの固定観念を持ってしまっているのではないでしょうか。「人に頼るのは自分が価値がない人間だと認めることだ」こういった固定観念を持っていると自分の価値を高めるために人に頼ることをやめてしまいます。でも実際真実は真逆ですよね。他人の力を借りられない人は成果を出すことなんてできません。プライベートにおいても同様です。「悩んでるならもっと早く言ってよ!」と信頼を失う事になります。日頃からストレスが少なくて仕事で成果を出し続けられる人は、人に頼ることは常に正義だと考えています。

 

第5位 一時が万事悲観的に考える人

改善するアクションプランは、構造思考。何かを失敗をした時は、その失敗がなにで起きたのか俯瞰して構造的に考えるようにしてみて下さい。

第4位 ネガティブラベリング

改善するアクションプランは、自分の短所が長所になる環境を選ぶこと。

第3位 空気の読みすぎ

改善するアクションプランは、環境を変えるのに加えて人の感情を判断しないこと。

第2位 完璧じゃないと0点だと考える人

第1位 人に頼るのが悪だと考えること

改善するアクションプランは、人に相談するのをルーティン(習慣)にすること。

改善するアクションプランは、日頃から自分のダメな所を人にさらけ出すこと。自分の失敗談をネタにして人に話しましょう。

アクションプランを動画で丁寧に解説してくれています。オススメです。


【絶対禁止】メンタルが壊れる「危険な考え方」ワースト5